三大がっかり？

ユースを行き交う旅行者の間では、「三大名所」とか「三大がっかり」などという噂話が飛び交うことが多かった。
たとえば、「世界三大がっかり」はブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫、シドニーのオペラハウス。「日本三大がっかり」はちゃんと覚えていないが札幌の時計台が含まれていた。とはいえ、三大がっかりの3つ目は入れ替え自由というか、人によって不思議と3番目だけが異なっていたりすることがある。

時計台はともかくとして、「羊ケ丘」に行ってみることにした。札幌は幾度と無く来ているのだが、不思議と足を向けたことが無かったのだ。
というのは言い訳で、昼までぐうたらしていて、遠くへは行けなくなったというのが一番の理由だったが。
地下鉄で福住へ向かう。途中、美園で途中下車して仕事がらみの見学。今日は札幌ドームで野球かサッカーがあるらしく、地下鉄は混んでいる。
バスで羊ケ丘へ。最後の一区間が有料エリアに入るので、ゲートから係員のおばさんが乗ってきて、入場料を徴収する。
確かに札幌近郊としては広々している。美瑛とかに比べればなんと言うことはないけれど、100万都市の郊外にこんなところがあるのはたいしたものだ。



遠くに札幌ドームが見える。残念なのは、歩き回れるエリアが極めて限られているところ。奈良の若草山のようにそこらじゅうを歩けて、昼寝でもできるのかと思っていた。
ちょうど、羊の毛刈り実演をやっていた。

解説の観光協会のおじさんの語りが妙に素人っぽくて面白いが、本当にそれでいいのか？＞札幌観光協会

この後、中心部に戻り酒とつまみを選んで、ホテルへ戻り、活動終了。