JAL、更生手続き完結も前途多難

　JALは倒産前の借金（棒引き分除く）を返し終え、更生手続きが今日完結した。しかし、地震・津波・原子力事故の影響が大きくのしかかってくる。

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日本航空は２８日、東日本大震災と福島第１原子力発電所の放射能漏れ事故による旅客需要の減少を受け、４月６日以降、成田－ホノルルなど国際線１１路線を減便、成田－グアムと成田－名古屋の２路線で機材を小型化すると発表した。
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産経新聞iza!「日航、ホノルル線など１３路線で減便・小型化」から

　これから春休み、GW、夏休みと続く旅行のハイシーズンだが、この災害でどこまで冷え込むかは誰にもわからない。
　減便する路線はWebで発表されている。
　ダブルデイリー、トリプルデイリーのうち1往復運休が中心だが、驚いたことに成田～香港はたった1往復残っていた便が運休になる。羽田発は残るので、ダブルデイリーの一つが運休とも言えなくはない。ただ、コードシェア相手のCXが夜間ステイなしのダイヤに切り替わっているので、朝から香港に向かう分が大幅に減ることになる。これはかなり厳しい。

　その一方で、ジェットスターとの合弁による国内線LCCのニュースも。まだまだこれからだろうが、稲盛さんのいうような「高質のエアライン」を目指して頑張ってほしい。