昨日の好天とは打って変わって、どんよりと曇った朝。それでも少し早めに宿を出て、バスを2本乗り継ぐ。そして、博多ふ頭ターミナルへ。
ここから市営渡船で西戸崎に向かう。
ここのファミリーマートで朝ごはんを購入。したのは良かったが、Tポイントカードを返してもらい損ねるという失態。気が付いたのはいわきに着いてからだった。あーあ。
市営渡船は、ここから西戸崎経由志賀島、海の中道マリンワールド、そして玄海島へと出ている。今日は風が強いとのことで玄海島行きは欠航。この船は大型の玄海島行き。
出航案内。西戸崎経由志賀島行きは「きんいん」号。
手前の小さな船がきんいん号。後ろの大型船はきんいん3号。「きんいん」とは、「漢委奴国王」の金印のことなのは言うまでもない。
雨がぽつぽつする中出航。
博多湾の中とはいえ、それなりに波は高い。
15分ほどで西戸崎に到着。風が強くてびっくり。
ここから香椎線の西戸崎駅に向かう。桟橋から停車中の列車が見えたので、時刻表を見ると10分以内に香椎行きが出発することが分かった。途中にあった、店と一体化した有蓋貨車。ワラ1かな。
西戸崎は建て替えられていてこじゃれたターミナルになっていた。
駅前には志賀島行きのバスが。これに乗っていきたいところだが列車で香椎に向かう。
ひなびたディーゼルカーを予想していたが、なんとびっくりDENCHAだった。香椎駅の架線で充電して、西戸崎と宇美まで行ったり来たりしているらしい。
ここが起点らしく0kmポストがあった。
海の中道をのんびり走って40分ほどで香椎駅へ。もうちょっと海が見えるかと思ったが、防風林がしっかりしていて景色は望めなかった。
香椎駅に入ってきた「白いソニック」。
実に、九州な風景。
香椎といえば、点と線。駅前を覗いてみたが、西鉄香椎駅は高架化されていて、駅前は賑やかな商店街になっていた。たしか殺された被害者が「寂しいところね」といったというセリフがあったと思ったのだが…。
そして、ここから宇美行きのDENCHAに乗る。
この車内でようやく朝ごはん。
車窓は典型的な郊外の風景。国鉄時代に山ほどあった路線に乗ってみたかったなどと思いを巡らせているうちに、終点の宇美駅に到着。
駅の近くには八幡宮があるということで、駅舎も社殿風。すぐそばに国鉄勝田線が走っていて、前身が筑前参宮鉄道だという。
ここからはバスに乗って福岡空港へ。街角の風景だが、奥に見える構想の建物はビルではなく、志免炭鉱の竪坑櫓跡とのこと。
小一時間でバスは福岡空港へ。予定よりも1時間ほど早く着いたので、ラーメン滑走路で腹ごしらえ。