今や当たり前のように受けられるCTスキャン。
画像解析理論は第二次大戦直後に完成していたそう。
ただ、それを実現するには天文学的な開発費がかかる。
さて、時は1960年代の終わり、
イギリスのEMIはお金が余って余って困ってた。
ものすごく儲かってるのに税金に取られるだけなら、
絵に描いた餅でもいいから人の役に立つ研究に投資しよう、
そう考えて莫大な開発費を援助します。
そして72年に早くもCTは完成してしまうと。
EMIがなければ、現代医学は30年以上遅れていたとも。
EMIって…そう、レコード会社です。
所属するミュージシャンは「ビートルズ」。
つまりビートルズが稼いだお金の遣い道に困って、
芽が出そうもない研究に大金をつぎ込んだら、
ヒョウタンから駒が出てきてしまったという話です。
ビートルズの最大の功績はCTスキャンかも。
ちなみにCTのお金が入ってきてEMIはまた困ったそうですw
今日のアイテムは、CTスキャンに貢献したであろうこちら。
映画『レット・イット・ビー』ドンズバ。
Fender '69 Bass VI