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もはやタイトル適当になってる。
ま、いいや。
あり得ないがもしこのブログが出版社の目に止まって書籍化みたいになったらきちんとタイトル直しますので。
さて、銀行で普通ではない待遇を受けて、そのまま南大門市場に向かう。
途中で小柄な女性に会った。
ミスユーさんだよ。今日はこれから彼女と旅するね。
宜しくね。
ミスユーは私に日本語で話してくれた。私はこのミスユーが旅をしていくうちに大好きになった。物凄くやさしくて、ハングルの全くわからない私をちゃんと通訳してくれるし、物凄く頼れる人であった。
市場に行きますね。
ミスユーは日本語うまいですね。
勉強しました。
偉いですね。
ミスユーは微笑んだ。ぶっちゃけ友人の父がミスユーとどんな関係なのか?なんて野暮な質問はしたくなかった。聞いたところで何になる?だから最後まで聞かなかった。
南大門市場の全く場所がわからない大衆食堂で昼食をとった。
プルコギって日本で言うすき焼きに似てますね。
私は言った。
ミスユーはお肉もっと食べなさいと私のお皿に沢山乗せる。
なんか親戚の叔母さんの様だ。
妙な安心感。
ここは韓国だ。
と、昼食を食べ終えて帰る時トイレに行きたくなった。
お父さん、すみませんトイレどこですか?
ミスユー一緒に行ってあげなさい。
ミスユーが私のところに来た。
ケンチャネ、ミスユー大丈夫だよ。
そう言って教えて貰ったスルメ屋さんのトイレを借りた。
スルメ屋さんの軒先にはスルメが山積みになってて茶トラの猫がリードで繋がれていた。
それを覚えていた。
トイレから出た。
あれ?猫がいない。あれ?どこから来たっけ?こっち?
迷った。
あーやってしまった。よりにもよってこんな混雑した市場で迷うなんて。
ミスユーに待ってて貰えば良かった。
後悔した時はもう時すでに遅し。
それを見てた市場のおばちゃんが私を見てハングルで何か聞いてくる。
理解出来ず。
I'm lost.
一か八か英語で言ってみた。
おばちゃんは私の手を引っ張って一緒に探してくれた。
約10分後、お父さんが私を見つけた。
大丈夫かい?
大丈夫です、スルメ屋のおばちゃんが助けてくれました。
カムサハムニダ。
おばちゃんは笑顔で店に戻る。
おばちゃんはどこか誇らしげに店に戻る。
お父さん一体何者?
ミスユーはそれから私の側にいてくれる様になった。
ダメだよ。ここの市場私でも迷うもん。
友人は言う。
ごめんなさい。
謝る事ないですよ。
ミスユー。
市場での買い物をミスユーに値切って貰って夕方にホテルに帰った。
ミスユーはまた明日ね。
そう言えば言って別れた。
謎の女性ミスユー、また明日会えると思うと嬉しかった。
次回、韓国滞在最終日、ブルーハウスで銃を持った兵士にビビるの巻。
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