やわらかな陽々

九重連山を中心に山歩きを楽しんでいます。

大野城 四王寺山 岩屋城 雪景色 2011.01.10

2011-01-10 15:15:53 | 福岡県の山

宝満山や難所ヶ瀧の有名どころは積雪・氷結で賑わいをみせているようですので、

本日は喧騒を避けるかのように、四王寺山へ。

標高410mの大城山(大野山)岩屋山、水瓶山、大原山と呼ばれる4つの山の総称で、

四王寺山と云う単体の山では無いようです。

白村江の戦いの翌年664年に古代山城、大野城が設置された。

その後、大野城の役目は低下していったが、774年に大野城があった場所に

(国)外敵撃退を祈念する為、四天王を奉納して寺が建立され、四王寺と称され

後にそれにちなんで大野城を中心とした4つの山を「四王寺山」と称するようになった。

との事・・・・・参考文献 太宰府市編「太宰府市史」 海鳥社 森弘子編「大宰府発見」より。

役目が低下すると詳しい歴史は埋没してしまうようで、

主城原礎石群は確か昭和53年に発掘されたようだ。

大宰府政庁跡 AM09:55 霙まじり 気温4℃ 微風

平地では積雪する程では無いのですが、山間はだんだんと積雪しているようだ。

住宅地をあるいていると「ロウバイ」縁起がイイ。

登山口近くの畑はうっすらと雪が積もっていた。

四王寺山を見上げると・・・・・

サザンカ・・・雪・・・・・

登山口より40分ほどで高橋紹運が眠る地へ。

1586年、島津軍・大友軍の戦いに、味方の大友軍を守るため、たった756名の軍勢で島津軍2万名との壮絶な戦いを繰り広げ、

数時間で決着を見ると思われたが、2週間もの抵抗を続け、戦国時代一、勇猛果敢、

壮絶な死を遂げた高橋紹運「岩屋城の戦い」命を賭して味方を守るということ・・・・・言葉が出ない。

岩屋城跡

晴れていれば福岡市から筑後平野、英彦山、九重連山まで見渡せるが今日は霧中です。

馬責め跡

いつもは家族連れで賑わう焼き米ヶ原も今日は閑散としている。

下山して春の気配を探してみた、 そう、大宰府といえば「梅」。

しっかりと春の準備をはじめています。

歴史、四季の移ろい・・・・・いろいろと楽しめ、風情・趣があり心地よい散策でした。

大宰府政庁跡 PM12:40 気温3.5℃ 弱風



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2 コメント

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Unknown (こざくら)
2011-03-06 17:44:01
こんにちは......

はじめて投稿させていただきました。

四王寺山を検索していたらポーンと写真が飛び込んでまいりました。
梅のしずくの一枚に感動しています。

近頃ちょっとしたきっかけから不思議な気づきをいただいています。岩屋城跡でもまた何かのヒントいただけそうでーーーす。
ゆきだるまも写ってるし・・・とおい縁(えにし)を感じます!
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はじめまして。 (はっち)
2011-03-07 06:28:54
こざくらさん

コメント有難うございます。
あちこちから花の便りが届く頃ですね。
今年の冬は福岡でも記録的な寒さで、
山間部では随分と雪景色を堪能できました。
もう少し雪景色を楽しみたい気もしますが、
暖かい春も待ち遠しい気持ちもあります。
春はそこまで来ています。
桜の開花も楽しみです。
またのご来訪をお待ちしております。
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