近況(2012/7/9～)

■3歳上障害未勝利

ブリタニアブルー 牡5 サクラプレジデント×タイトルタイム(ブライアンズタイム)

美浦・高橋文雅厩舎にて調整中です。この中間も南ウッドチップコース中心に時計に
ならないところで乗り込まれると、12日は江田勇亮騎手を背に障害練習を行ったあと、
北Cコースで追い切られました。

高橋調教師は「調教を行なっていても、馬がだいぶ我慢が利くようになりましたね。レースは
来週なので、あんまり攻めてもテンションが上がってしまう可能性もあるので、今週はサッと
軽くやるつもりでしたが、スイッチが入ってしまい、掛かり気味に行ってしまいました。
来週は南馬場で追い切り、障害は飛ばせない予定にしています」と話しています。

７月21日（土）新潟４R　３歳以上障害未勝利　芝２８５０m戦に江田勇亮騎手騎乗で出走を
予定しています。(7/12)

■3歳上1000万下

ラロメリア せん4 キングカメハメハ×ファインセラ(サンデーサイレンス) ★★

１１日は函館南Ｗコースで追い切りました。１２日は軽めの調整を行いました。

「先週末までの様子を見ていてもいい意味で変わりなかったので中１週の競馬を目指して
調整を進めています。追い切りは昨日水曜日に行ったのですが新聞社によっては時計になって
いないところもあるようですね。手元に数字がないだけに細かい時計はわかりませんが、
乗り手の話だと単走にて半マイル重点の調教。馬なりのまま回って終いに溜めていた脚を
開放させるような内容で動きは良かったとのことでしたよ。体も４３２キロと前回と同じ
くらいか少し減るくらいの体重で出せそうですし体調は前走の状態を変わらずキープできて
います。追い切り後に若干蹄を気にする素振りがあったので用心して見て、少し負担が
かかっているなと思われる部分に鉄橋を被せて衝撃を緩和できるようにしています。

このあとはひと息入れることになるかなと思っていますし、いい競馬を見せて欲しい。
特に有力という馬が１頭いますが、その馬を相手にいい競馬をするようならばこの上でも
楽しみが広がりますよね」（久保田師）

１４日の函館競馬（八雲特別・芝２０００ｍ）に吉田隼騎手で出走いたします。(7/12)

■3歳上500万下

ウインジェラルド 牡5 アグネスタキオン×ウインディアナ(サンダーガルチ) ★

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。

今週は追い切りは行っていませんが、特に状態に変わりはなく、毎日坂路3本という
メニューを消化しています。担当者は「体も引き締まってきて、日に日に良化しているのが
分かります。以前は苦しくなると頭が上がってしまっていたのですが、今は同じペースでも
頭が上がることはありませんし、むしろグッと自分から首を下げて走るようになってきました。
これは体力が戻ってきた証拠でしょう」と話していました。今後は7月下旬の帰厩を目標に
最終調整を行っていきます。(7/12)

■3歳未勝利

イルポスティーノ 牡3 フレンチデピュティ×チアズメッセージ(サンデーサイレンス)

今週７月15日(日)新潟・ダート1800ｍ戦に56kg田辺騎手で出走します。

昨日(水)坂路コースにて一杯に追われました。背腰の疲れはだいぶとれており、
出走態勢は整っています。

※相手関係等を考慮して、(日)のレースに投票することにしました。(7/12)

スターノエル 牡3 デュランダル×スターミー(A.P.Indy)

１１日は軽めの調整を行いました。

「相手が前走いい競馬をしていたにもかかわらず勝ちきれていなくて詰めの甘い部分を
見せていたから勝負に出ましたが、枠の差もあって主導権を握られてしまい及びません
でした。初ダートでも力を示しているし、単純に時計だけを見れば次はこの馬という
成績だっただけに本当に悔しいです。

すぐ勝ち負けになることはわかったのでレース後の状態を慎重に見極めて次走へ向かおうと
思っていたのですが、レース後は変わりなかったものの週が明けてから歩様が芳しく
ありません。右前脚を置くときに気にするような歩様で、傷みが出ているようなんです。
ソエがあるのはあるのですが、それだけなのかそれ以外が影響しているのか。冷やすと
いくらか解消されるのですが、ソエだけでここまで気にするかなと思うような歩様でも
あるんです。他を疑ってまずは肩周辺の筋肉の傷みが原因ではないかと思って筋肉注射を
打ったのですが変化はなし。次に膝の診断をしたのですが、それでもなさそうなんです。

今断定はできないのですが、おそらく膝から下部分であろうと思われるものなので、
ソエの出ている管骨などに疲れがあるのだと思います。可能ならば中１週ほどで競馬を
考えるつもりですが、さすがにそれは難しそう。あと少しのところまで来ている馬ですし、
何より不安が解消しないことには始まりません。ご心配をおかけして申し訳ありませんが、
しばらく様子を見た上でどういった対応策を取ったうえでレースへ向かうか判断して
いきます」（奥平師）(7/11)

ウインラフィナート 牝3 アグネスタキオン×ゴールドデイ(Seeking the Gold)

ウインラフィナートは、先週6日(金)に函館競馬場へ入厩を果たしています。

その後は早速、翌日7日(土)からは馬場入りを開始し、8日(日)には入厩後初となる
追い切りも消化しています。

そして昨日11日(水)にはダートコースで3頭併せの追い切りがかけられました。
調教パートナーは、古馬500万下ダノンフェニックスと古馬500万下ヴァーチュスターで、
ヴァーチュスター→ラフィナート→ダノンという順で外から先行し直線からの併せ馬と
なりました。さすがに格上馬が相手ということで直線ではラフィナートだけが仕掛け
られる恰好になりましたが、ダノンとは併入、ヴァーチュスターには3馬身の先着を
決めています。

さて、デビュー戦へ向けてのゲート試験には一度合格しているラフィナートですが、
合格から1年以上が経過しているため、JRAの規定により再度ゲート試験に合格する
必要があります。角居調教師は「今は速めのキャンターや追い切りを中心にメニューを
消化していますが、近々ゲート練習も取り入れていく予定です。ゲート試験次第ですが、
そこまで時間は掛からず出走まで持っていけるのではと思っています」と大まかな
見通しを語っていました。

なお、本日12日(木)は軽めのメニューで楽をさせてもらっていました。(7/12)

■2歳新馬

バルバドスブルー 牡2 Speightstown×Colonial Glitter(Glitterman)

北海道むかわのグローバルにて放牧中です。
ウォーキングマシン運動、ダクで体を解したあと、坂路コースで１ハロン20秒程度の
キャンター１本のメニューを消化しています。

牧場では「当初は、しばらくマシン運動で調整していく予定でしたが、まだ完全には
戻り切っていないものの、馬体も徐々に回復してきていますし、皮膚病も毛を刈って
治療したことで治まってきていて、脚元なども問題ないので、先週後半から角馬場で
ダクを乗り始め、10日から坂路でキャンターも開始しました。動かしながら飼葉を
食べさせることで、より体もフックラしてくるのではないかと思います」と話して
います。(7/10)

ウインラヴェリテ 牡2 グラスワンダー×スローアキッス(スペシャルウィーク)

ウインラヴェリテは、昨日11日(水)は吉田隼騎手を背にWコースにて併せ馬での
追い切りがかけられました。

斎藤誠調教師からは「ビシッと追い切る」との指示が出ていたように、ラストは吉田隼
騎手の手が一杯に動かされていました。終始馬なりの古馬1000万下アルマトゥーラに
半馬身の遅れとなりましたが、相手は格上ですし、初めて一杯に追った追い切りだった
ことを考えれば内容は悪くありません。

斎藤誠調教師も「まだ体にも余裕がありましたが、この1本で変わってくるはずです。
素質の高さを感じている馬ですし、いい形でデビュー戦へ持っていきたいですね」と
話していました。

函館入厩後は若干テンションの高さを見せるようですが、調教に支障はないレベルですし、
順調に調整は進んでいます。

そして本日12日(木)は追い切り明けということで運動のみで様子が見られていました。
なお、デビュー戦は7月21日、札幌土曜5R芝1500mを予定しており、鞍上は昨日の
追い切りにも騎乗した吉田隼騎手に決まっています。(7/12)

アンレール 牝2 ディープインパクト×フレンチバレリーナ(フレンチデピュティ)

馬体重：464kg
現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６～１７秒で２本駆け上がっており、
残りの３日は角馬場と周回ダートコースでのスローキャンター調整を行っています。
運動量や調教の質などを徐々に高めていますが、ここまでは難なく対応してくれています。
馬体重の増加が示すように筋肉量は見るからに増えており、立ち姿も徐々に逞しくなって
きました。しっかりと夏を越せるように、今後も変わらず負荷をかけていきます。(7/13)

■1歳

ルンバロッカの11 牡1 ゼンノロブロイ×ルンバロッカ(Sri Pekan)

-

■南関東・大井競馬

ホットチリペッパー 牡5 ネオユニヴァース×レッドチリペッパー(Unbridled) ★★★★

本日7月11日(水)に大井競馬場の森下淳平厩舎へ入厩しています。
7月下旬に地方競馬の競走馬登録が完了する見込みで、8月12日からの大井開催から
出走できる見込みです。(7/11)