のらくら

競走馬(1口出資馬)についてあれこれと…

http://www2.plala.or.jp/iyouichi/

アンレール(牝6)、エクレールアンジュ(牝3) 繁殖入り

2016-03-23 21:34:27 | 競馬
アンレール(牝6 ディープインパクト×フレンチバレリーナ)

「無事に競馬を終えてくれたことに関しては正直ホッとしました。
このあとにはお母さんとしての仕事が待っているでしょうからね。
頑張って良い子を産んでほしいと思います。
デビューからここまでいろいろとありましたが、最後までご声援
いただきまして本当にありがとうございました」(藤沢和師)

2歳戦も終わる頃の12月の中山でデビューし、6歳3月いっぱい
まで走ってくれたアンレール。勝ち上がるまでに数戦を要し、正直
勝ち上がれるかハラハラしたものでした。しかし、力を毎度発揮し、
キャリアを積み重ねるごとに勝利に近づいてきていましたし、未勝利
期間終了があと3ヶ月というタイミングの福島では鮮やかな勝ち星を
挙げてくれました。その後はそれまでの苦労が嘘かのように連勝を
果たし、クラシックシーズンを終えてからも楽しみを持てるのでは
ないかと思わせてくれました。3勝目をあげた阪神もこれまた鮮やかな
走りで、改めて能力の高さを感じさせてくれましたね。

しかし、その後は思うような成績をなかなかあげられず、苦しい時期を
過ごしました。背腰が弱く、歩様も硬くなりがちで、寒い時期や連戦に
苦労しました。なかなか思うようなパフォーマンスを発揮しづらかったの
ですが、それでも引退期限いっぱいまで走り、会員の皆さんの夢を乗せて
22戦をこなしてくれました。藤沢和雄厩舎の方々、牧場の方々の存在は
大きかったですし、もちろんアンレールに感謝しています。今回をもって
引退となりますが、アンレールにはこの後にも大事な仕事があります。
偉大なる父、そして母の血を残すべく彼女の第2のステージへ入ることに
なりますが、現役の時以上に充実したものになってもらえたらと願って
います。長い間、ご声援をいただき誠にありがとうございました。



エクレールアンジュ(牝3 ゼンノロブロイ×アドマイヤキラメキ)

左前脚球節部(ケイジン帯)の腫れは治まりましたが、やはりノドの状態が
思わしくありません。そこで、本日3月23日に保険会社の指定獣医師による
検査を受けることにしました。その検査の結果、ノドの状態は思っていた
以上に悪く、同獣医師より「競走能力喪失」に該当するとの診断がくだされ、
まことに残念ながら、引退、繫殖入りを余儀なくされる状況に陥ってしまい
ました。

本馬はゲート試験合格後に放牧に出て、今年1月13日にノド鳴りの手術を
受けました。手術自体は無事終了し、ウォーキングマシンによる運動を開始
しましたが、手術した弁が再度萎縮してしまい、前述の左前脚球節部の不安と
あわせて、次の段階になかなか進めない状況が続きました。

そして今回の検査でこのような最終診断がくだされるに至りました。
クラシックシーズンが始まるこの時期に、未出走での引退となってしまい、
出資会員の皆様にはまことに申し訳なく、クラブとしてもまさに痛恨の極み
です。今後、皆様に喜んでいただけるような競走馬を1頭でも多く募集
していく所存ですので、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。




大活躍とまではいきませんでしたが、規約の6歳3月まで競走馬として頑張った
アンレールに、ゲート入りすらできなかったエクレールアンジュ。
ほぼほぼ満足と絶望と・・・何だろうね。

ただどちらも繁殖牝馬として牧場に戻れることは確か。
新たなステージ。体の強い、良い仔を出しておくれよと願うばかり。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿