前回から
2005/04/28
2005年04月19日----------
告訴状の原案を提出して早2ヶ月。労働基準監督署からも何も連絡が無いし、会社からも何も連絡がありません。
一体どうなってんのよ!! (細木数子風に)ズバリ、行くわよ!!
ということで、進捗状況を聞きに直接労働基準監督署に行きました。
電話で、とか、お手紙で、等でも良かったのですが、私は直接合うと言う事に重点を置いています。何度も足を運ぶというのは時間も費用もかかりますが、それはズバリ「三顧の礼」って事です。
もちろん厚生労働省(労働基準監督署)は公共のサービスですので、電話でも直接行っても結果に対して何の影響も無い事は分かっています。ハッキリ言って無駄な努力かも知れません。
けれど、人に頼み事をする、お話を聞くからには、やはり礼は尽くしたいというのが私の心情です。まぁ「本気ですから」という気持ちを示したいというのも含まれているのも確か。
労働基準監督署にて
労働基準監督署で1時間程お話を聞いてきました。それをまとめるとズバリ、
「捜査も起訴も難しい」
ということでした。具体的には「本社が日本じゃない」とか「経営者が不在の事が多くナカナカ進まない」等を挙げられていました。
私は監督署が動いてくれる事を期待して1ヶ月以上待ったわけですが結局何も進展が無く時間だけが過ぎてしまいました。私はやはり少しでも良いから進展があることを選びたい、ということで刑事罰ではなく再び賠償請求する事(民事訴訟をする)を選択しようかなと思いました。一旦は刑事罰を選択した私ですけれど・・・。
労働基準監督署の人は奥歯に物が挟まったような言い方をされていました。
私が邪推すると「実のところ告訴はいわば"脅し"の為に使え」ってことなンじゃないかと。私は本当に告訴する事にしました。しかし告訴したからって希望通りの結果が得られるとは限りません。
犯罪捜査機関でもある労働基準監督署の立場としては「告訴してもほとんど不起訴処分になっちゃうからやっても意味ないです」「もう少し凶悪な犯罪じゃないと・・・」と被害者の私には言えない、と。
経営者が「給料は払う」と言っているし、そもそも経営者に極まりない悪意があるという事実が確認出来ない(まぁ私から見ると給料未払いは悪であるが)、経営者不在の事が多く証拠もナカナカ集められない、給料未払いは30万円以下の罰金という比較的軽度の犯罪ということ、などなど幾つもの不利な条件が重なっています。
このまま力づくて捜査を続けても不起訴になってしまう確率が非常に高いし、また運良く起訴出来そうだとしても起訴する前に会社が無くなってしまうと・・・。
そうなってしまった時、一生懸命証拠を集めてきたり告訴状を書いたりした私に対してどういう顔で報告すれば良いのか? 申し訳ないで済むのか? と労働基準監督署の人は思っている、ハズです(邪推終わり)。
そのような不毛な戦い、不毛な時間、不毛な結末が思わずミエミエって事で。
つづく
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