アイデアリズム idealism daydream

新人がいた 只今のお仕事はデザイナー その20

前回から

2005/09/04

2005年7月6日 新人がいた

 再び会社に訪れた私。目的は「源泉徴収簿」。ただアポイントを取っていなかったため、私の債務者(会計・経理・事務をしている)とかその他の従業員の人はいませんでした。
 そのかわり見慣れぬ人がパソコンの前に座って何やらポチポチ打っていました。

「あのー、すみません。○○さん(私の債務者の名前)はいますか?」
「申し訳ないのですが、営業に出ていていないんですよ」
「私は○○(私の名前)と言います。ここの元従業員で"源泉徴収簿"を取りにきたのですが、そのあたりのお話は伺っていませんか?」
「いやぁ、新人なのでそのあたりは分かりませんねぇ・・・」

 話を聞くとその人はFさんと言ってついこの間この会社に入社したばかりだそうです。パソコンに慣れるため、タイピング練習をしていたそうです。

「何をどうすれば良いのか、よく分かりませんなぁ・・・」

 ああ、放ったらかしにされてるよ、この人・・・と思いました。

 この会社はパソコンのソフトを教えるような人もソフト自体も使える人がおらず営業ばかりなので、基本的には自分自身で本を読んでソフトの習得してくれ、自分自身で仕事を見つけてくれ・・・といった感じでした。
 今この会社の人間構成がどうなっているのかはよく分かりませんが、この調子だとこの人いつまで経っても何も出来ないような気がします。
 私がいた頃、私は受付・電話番をしていた人がちょうどこの人のように放ったらかしにされていたので「暇なら一緒にやりましょう」といってタイピングからムービー編集、HTMLデザイン、プログラミング等を一緒に習得していきました。

 話は元に戻って、結局この人は新人で何も知らなさそうでしたので、たわいもない話をちょっとだけして私は退散しました。

 ただ、この人はちゃんと給料をもらえる事が出来るのかなぁ・・・私のように結局もらえなくて会社を去らざるを得なくなっちゃうんじゃないかと少し心配でした。

つづく

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