LEDライト大フィーバー "電子機器の簡単な組み立て"のお仕事 その51

　フィーバーはSANKYOの商標だそうですが、今回はパチンコの話ではありません。

小さいLEDライト(小ライト)が大フィーバー

　なのです。ハイ。

　前にもお盆を過ぎたあたりから「尋常ではなく狂ったような数の納品を要求されている」とお話しました。ただ"10月の中頃には静まるだろう"と例年の予想で一同が油断をしていました。
　中ライトと大ライトは予想通り大分収まってきた(収束してきた)にもかかわらず、小ライトはその気配を見せず、逆に発注が増えていく一方です。

ついには今週は800個/1日だってばよ!!

　生産・出荷計画が10月に入ってから7回改訂されました。

およそ3日に1回のペースで変わるなんて、もう"計画"とは言わんだろう・・・

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　まさに大当たりで確変突入の小ライト部門。大フィーバー状態です。
　「この不況の中、お仕事をもらえている(忙殺に近いけれど)のは有り難い事」なのですが、小ライト部門は他の部門と違いかなり特殊のためか、ナカナカ人員を割いてもらえずアクセクしています。

・はんだ付けが格段に難しい(勤続ン年のベテランのSさんがナカナカ上手く出来ず目下苦労している)
・白色LEDのためか微妙に色が違うため、選別作業に手間がかかる
・建材のためか、半透明のキャップをLEDライトにかぶせシリコーンでのシールは完全防水(IPX6からIPX7相当)必須
・キャップの製造元の出来が悪く、キャップの不良が多い
・基板が最近仕様変更されたのでキャップが基板に入らない事が多い(入らない時は基板を削る)
・機械は配線のための手動の皮膜切り器しかなくてハンドメイド(手作り)感ヒシヒシなのに1mm狂うと商品として使えない
・初期のドタバタしていた時期を除けば、不良発生率が0%でかなりのプレッシャー
・納期を守れなかった事がこの1年間、数回しか無く、これも結構なプレッシャー
・まだ実装の人と専務が喧嘩しているみたいで基板が期限内に出来上がるのかどうか不安

　などなど、懸念材料が盛りだくさんなのです。

取りあえず手が痛くて辛い・・・
取りあえず休みが欲しい・・・
取りあえず誰か手伝って欲しい・・・

　そんな今日この頃。