アイデアリズム idealism daydream

放送禁止用語 キチガイ

http://www.j-cast.com/2009/03/08037204.html

 いやぁ・・・マスコミって「四権」じゃなかったの? と思いつつ、「笑っていいとも!は報道番組ではなくバラエティーだしなぁ」とも思ってみたり。

 私は放送禁止用語がある事自体がオカしいと感じています。
 というのも、放送禁止用語の根本に差別やら思想の問題があるわけで、それらが「一人一人全て違う感じ方をする=個性価値観多様性」という矛盾がある以上、全てをクリアにするのは難しいと思うからです。

八方美人になるのは難しい

 と。

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 インターネットで皆が情報発信できるようになった昨今、車社会と同じく

皆が加害者になる可能性

 があるでしょう。自由は"わがまま"ではなく責任がついて回るものです。
 責任回避策として"キチガイ"を"基地外"とか"キティ・ガイ"としたところで受け手にとっては本質的に意味が変わる事が無いでしょう。逆に変に"基地外"なんて書くのは「気持ち悪い」「さもしい」と感じるのは私だけでしょうか。

雄弁は銀、沈黙は金

 だと思います。

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 私自身が現在うつ病で治療中ということもありキチガイかも知れません。が、体験していることをふまえて言うと、

テレビやラジオを視聴してショックを受け治療の妨げになるから「キチガイ」という言葉を使うのは止めよう

 っつー指摘や理屈は少し強引過ぎるし短絡的かなぁ・・・と思います。取って付けたような理由かな、とも。なぜかと言うと

・患者にとっては一般の人にとって何でも無い事がストレスとなる
・別にテレビやラジオ等を治療に使ったりはしない
・大体、テレビやラジオ等は視聴しない(喜びが喪失しているため)

 からです。
 まぁ、健康な人であっても何でも無い事が不愉快に感じる事もあるでしょう。例えば、

クリスマスやバレンタインデー

 は恋人や伴侶がいない人にとっては「大きなお世話的な話題」だと思われます。ハイ。

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 なにはともあれ結局何が言いたいのかというと、事なかれ主義は面白くない、つまらない、と思うのです。

 何が面白いとかつまらないとかという究極的な意味合いについては「非日常」とか「異常な事」なんじゃないかなぁと思ってみたり。
 ナンダカンダ言って報道とかニュースって結局は「野次馬」でしかないンです。それによって人を直接助けてるわけでもないし、結局は「人の不幸は蜜の味」なんだと思います。撮る側(マスコミ)も見る側(視聴者)もね。
 私は宗教家でも倫理学のセンセーでもありませんので、それについて良いだの悪いだのと言う事はしません。

 ただ、あまりにも最近は冒険せず保身し過ぎてつまらないなぁ、とか、信用度が低いなぁ、一方的過ぎるうがった見方だなぁ、中途半端に終わるよなぁ・・・とガッカリする事が多い次第で。

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 まぁ、騒音おばさん(奈良騒音傷害事件)について塩爺が、

「やっぱねぇ、狂ってますよ、この人は。顔見てご覧なさい。目はつり上がってるしねぇ、顔がボーッと浮いてるでしょ。キチガイの顔ですわ」

 と生放送中に爆弾発言をしちゃった時、司会の福澤朗のあわてっぷりが面白かったのは確かです。
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