アイデアリズム idealism daydream

お葬式なのです その3 振り回され過ぎなのです

 冠婚葬祭は「お気持ち」なのです、と建前ではありますが、本音は「形から」なのです。どちらかと言うと「形が全て」と断言しても良いのです。

 喪服を探すのです。葬儀屋じゃないので当然毎日着ているわけでもなく、どこに行ったのか分からなくなっているのです。かといって私服で葬式に出てはいけないのです。学生だったら制服で出ても良かったンですが、とっくに卒業しちまったし。
 やっとの事で見つけたのは良いけれど、クチャクチャになってしまっていたのです。必死に元へ戻しつつ。

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 そんな事をしていると父が「空港へ母を迎えに行け」と「妹に」連絡してきたのです。実際アレコレ迎えに行くのは私なンです。母自身は空港からバスで駅まで行くつもりなのです。家族全員の歩調が全くかみ合ってないのです。

有事こそ関係が明らかになるって言うけれど、ここまで如実にあらわれるとは・・・

「取りあえず電話代われ!」

 と妹から電話を取り上げて、

「コロコロ勝手にコッチのスケジュールを変えて振り回すな、ボケが!
 あんまりワガママ言ってると田舎へは帰らないし葬式も出んぞ、コラ」

 と申し上げなのです。
 喪主は父で私たちは子供なので直系血族なのです。直系が冠婚葬祭に出ないのは「かなりマズい形」なのです。そんなわけで今回は父が折れました。

ま、とにもかくにも祖母や父方の親戚一同とほとんど交流がなかった

 ので、私の個人的な気持ちとか本音は「どうでもいいや」とか「出たくないイベントの1つ」だったりします。
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