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塔の上のラプンツェル

2011-04-13 02:09:38 | 映画
ディズニーオリジナルアニメ50作品という記念すべき作品。
フルCGアニメ、そして3Dということで、現在技術の最高峰でもある。

ここ1、2年の間に3Dてたくさん観たけど、アニメほど3Dの良さを引き出してるものはない。
むしろ、実写版の3Dはわかりづらいし、3Dじゃなくても普通に立体的だから2次元のアニメ世界を立体的に奥行きをいかすにはアニメだな、と実感。

前評判も興行成績もディズニー史上素晴らしく、人気の秘訣はどこなのか、という点でも楽しみであった。
去年の夏の映画あたりから予告は流れてたしね。

そして本編。
単なるプリンセスかと、ありがちな悪者かと思わせておいて、なかなか現代社会の

母子密着な関係による弊害

が描かれていた。とても身近である。
どうみても悪役顔の継母。過保護に育てられた娘。娘の力を利用して特を得るあたり。

偶然な出来事でヒーローの登場。そこからの独り立ち。
ここ面白かったね。自由を手にしたラプンツェルが自由を謳歌する。しかし、継母の悲しむ顔に揺れる葛藤。
その儚い苦悩とうらはらに、初めて外に出た嬉しさ、喜び、幸せを実感してる姿がかわいい。
この序盤でぐっときて、

中盤、ヒーローとの冒険。ここでの水の使い方や崖の描き方、また勇敢な姿で展開を楽しめた。
途中の悪者たちも愛嬌あり。どこかリボンの騎士かと思うような時代背景。

そして、やっぱりか、というような悪の根源は母。黒幕になってるくせに、洗脳しないと満足しない。
そうやって子供が自分から離れられないように縛り付ける墓守体質。うぜぇ。てゆか顔が超悪役。

ロマンチックなシーンがすごい!
灯りの美しさがこれでもか!というくらい広がる。

冒険からこの王宮シーン。まるでディズニーランドにいるかのような楽しさ。
この際細かい事抜きに、ハッピーエンドとなるのは爽快だった。
うん。こうでなきゃな、っていうくらい。

18年間の情もなく継母を攻める娘。継母の悪役に徹したふるまい。
澱みがなくて潔い。だいたいそこで情が邪魔をして両者の関係はより悪くなるからねぇw

感動的なシーンも。え!????みたいな。でも、そのさっぱりしたヘアスタイルの方が似合ってるラプンツェル。
ロングロングなブロンドの描き方もきれい。キレイな髪。髪の流れも最高。
普通の皇女とは違う、活発な少女の顔も良い。純粋にかわいい。カメレオンもかわいかった。

自分のための道具としか思ってない継母。平和に暮らしてた18年間の間に色々良いこともあっただろうに。
二人とも、あっさり敵味方。www。痛快やね。止めを刺さないとまた復活するかもしれないのに、ちょっとそこが心配になった。

約2時間の上映があっという間だった。
随所に現れたキャラクターもよかった。白馬マキシマスも笑わせてくれながら勇士である。

シンプルな話ではあるが、豪華な演出、起伏に富む展開。それぞれの活躍。
プリンセス物かと思いきや、それだけにはとどまらない少年マンガ系である。

また、音楽も良かった。みればアランメンケン。アラジンの人だね。
高貴に豪華に盛り上がるシーンはさすが。

いやぁ、ほんと楽しかったし、光り輝くもの(髪、灯り、心)の美しさを煌びやかに見た実感。
もう一回観たい。

思えばディズニーアニメ映画の観劇上映物といえば・・・
・ダイナソー
・ピーターパン2
・リロ&スティッチ
・トレジャー・プラネット
・ブラザーベア
・ファインディング・ニモ
・トイストーリー2
・塔の上のラプンツェル

そして、念願のディズニー携帯デビュー!
忘れらない作品と一日でした。

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