RX-7(FD3S)エンジンオイルとプラグの交換のご依頼でしたが追加が・・。
追加でサーモスタットの交換と排気漏れの点検修理・・。
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サーモスタットの交換の前によく見るとアッパーホースの取付部にクーラント滲みが・・。
サーモスタットを交換しサーモスタットカバー内部の汚れ落としをしてホース差し込み口を磨いてラジエターアッパーホースのホースバンドを交換しました。
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緩かったオイルレベルゲージですが、以前製造廃止だったものが再販された様なのでこの機会に交換しました。
但しゲージの目盛り部が簡易的になりました。笑
次に排気漏れですがウエストゲートの取付部のボルト・・。
やっぱり緩む様です・・。
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工具のふり幅が少なくスペースも無いので色々な工具を駆使しました。
やはり通常のメガネレンチ等でしっかり締めるのとは違いまして・・。
そこでこんな工具作りました。
クロウフットレンチ。
ベースはシグネット製の卵型のものを削りました。
これで少しは締めれる様になりました。
なんでこんな工具を作ったかといいますと本格的にやるにはタービンやエキマニを一々脱着しなくてはならなくなるからで緩む度にその作業していたら費用も時間もかかってしまからです。
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こんな感じで、ふり幅にも少し余裕が出て締められる様になりました。
このゲートの専用工具って感じでここ以外は使う所がありません。
久々に工具を加工しました。
締め直した後は排気漏れは止まりました。
今後は随時確認箇所です。
このウエストゲートは古くからありまして、アルミのヘッドが熱で歪むのです。初期のGTⅢ-4Rはゲートにこの様な遮熱板は無く、ボルトの頭もキャップボルト(ヘキサゴン)なのですが途中でリニューアルされて現在の形になった様です。
この遮熱板のおかげでどんなに緩んでもウエストゲートが脱落する事はありませんw
が緩みやすい様です。。。
サーキット走行の多い車両で現行GTⅢ-4Rを装着されている方は排気音(特にエンジンルーム内)が大きくなったらチェックしてみてください。