楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

空海(弘法大師)の教えに学ぶってどう!!Ⅱ

2010-08-10 | Weblog
色(いろ)はにほへど 散(ち)りぬるを
 我(わ)が世(よ)誰(たれ)ぞ 常(つね)ならむ
  有為(うい)の奥山(おくやま) 今日(けふ)超(こ)えて
   浅(あさ)き夢(ゆめ)見(み)じ 酔(え)ひもせず
「いろは」は47文字を、漢字を使ってこんな風に書くとの事、イガ爺、知らなかったなーそして、
これは【涅槃経(ねはんきょう)】というお経の言葉から引用されているんだって、
深~い仏教思想が盛り込まれていると聞いて、さらに驚く、イガ爺でした。

  【涅 槃 経】

諸行(しょぎょう)無常(むじょう)
 是生(ぜしょう)滅法(めっぽう)
  消滅(しょうめつ)滅己(めつい)
   寂滅(じゃくめつ)為(い)楽(らく)

という漢字を日本語に訳したのが「いろは歌」で、またまた、感心するやら、驚くやらのイガ爺、
詳しい説明文があったので紹介します。
「春になって、におい豊かに美しく咲いている花もやがて散っていく、人間もまた、いつまでも若いつもりでいてはいけない。
知らぬ間に年をとってしまい、ついには死なねばならない。
もちろん、人間ばかりではなく、すべての動物も植物も、この世に出てきたあらゆるものは必ず滅びなければならない。
これも自然の道理である。それを悲しみ嘆くことはない『エネルギー不滅の法則』(へー、そんな法則があるんだ・・・イガ爺、感心)
という物理の法則からいっても、宇宙万物を構成している物質はどんなに変化してもそのエネルギーの量は一定で不変である。
人間をはじめ、すべてのものは因縁』により新陳代謝をくりかえしているだけである。
(イガ爺、またまた、感動)この永遠不滅の真理(大自然の摂理)に気がつけば、はかない生命を嘆いたり、浅ましい夢をみて物事にこだわることはない。
煩悩の迷い酒に酔ったりすることもなく、いつも明るい心で永遠に生き抜くという安心した信念を持つことができる。」深~い!!解説だよね。
草書の名人であった空海が草書体を変形して創作したものらしいのだが、この「いろは歌」のすごいところは、四十七文字が壱文字も重複していないことである。
・空海が高野山を拓いて寺を建てた、その際に多種多様の材木を組み合わせるための符丁(ふちょう)
 に使わせたのだって、現在も、大工さんが木組みの際に「いろは」が使われているよね?
・空海が作った「いろは歌」読み書きの習い事に使われて、昔の人は、仏教心(道徳・倫理)を培ってきたのだね
・今日のイガ爺、大いに勉強できたよね、あとは、実践して、机上の理論に終わらせることなく、成長したいものであります。


・今回からの投稿は新しく組み上げましたパソコンで行っています。ディスプレイは23インチ、CPUは3GHz・コア4・メモリー4Gなどなど、
よく分かりませんが、とにかく早い、作業が(投稿等)早いので、大満足であります。

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