楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

「道理」ってどうよ!!

2010-08-11 | Weblog
それが正しい道だからである。
 無理が通っているようでも、天の時がくれば、たちまち断がい絶壁から、
まっさかさまにおっこちる。
 どんなに高位高官の人でも、大会社の社長でも、無理を通せば、やがては
必ず、道理に打ち負かされる。
 道理とは、誰が考えても必ずそうなる理屈(すじみち)である。
 道理の道は、「天道」であり、道理は、「天道のすじみち」・・・・・・つまり、
「大宇宙の法則」のことである。
 これなら、どんな偏屈な人でも認めないわけにはゆくまい。
 宇宙の「宇」は、限りない空間の広がりを意味し、「宙」とは、限りない
時の流れのことをいう。だから、どこまでいっても同じであり、いつまでたっ
てもかわらないのが、「宇宙の法則」である。
 これを、「宇宙の真理」という。
 今世紀に入ってからの科学の進歩はめざましい。
 ことに自然科学は、十のマイナス十三乗という素粒子の世界から、
四百七十億光年の遠くの世界までを明らかにした。
 マクロの世界の太陽系では、太陽を中心に他の天体が回る。ミクロの世界
では、原子核を中心に他の電子が回る。
 マクロの世界も、ミクロの世界も、宇宙の法則により、同じシステムで動
いていることに驚く。これは、自然科学の分野での道理である。
 だが、自然科学もこの世の中の表面的なことをほんの少し解明したに過ぎ
ない。
 この大自然の中で、人間は空気を呼吸し、動植物を食べて生きている。し
かも、人間社会の中でないと、一人では生きられない。
 自然と人類や社会が互いに深くかかわり合っているさまは、多くの旅客機
が、安全に空を飛んでいるようなものである。お互いの旅客機は、目には見
えないが一定のルールに従って飛行するから安全なのである。
 万物は、道理という大宇宙のルールに基づいて、お互いに生まれたり死ん
だりしながら調和を保っている。
 たとえば、たんぽの害虫を殺せば、益虫も死んでしまう。やたらに土地を
造成すれば、思わぬ災害を招く。人が生まれるときは満潮のときが多く、人
が死ぬときは干潮のときが多い。人の血液と海水とは、成分の比率が同じな
のだそうだ。
 これらのことは、すべて道理の上に成り立っているのである。
 仏教では、「山も川も、草も木も、大も猫も、虫けらから猛獣にいたるまで、
あらゆるものが仏性を持っている」という。
 仏性とは、仏の性質・仏の心であり、科学的にいえば「意識」というもの 
であろうか。
 植物が意識を持っているということは、今では世界中の植物学者が認める
ところである。
 河原の石ころは、乾いたところに放っておくと、くだけて砂になってしま
う。ところが、川の中に入っている石は何万年もそのままである。これを、
石が生きている、という。やはり、石にも意識があるのである。
 植物や動物や石が持っている意識は、人間も持っている。しかしこれは、
われわれが普段使っている意識のことではない。潜在意識のことである。
 人間の意識には、感情がともなう。だから、怒ったり、喜んだり、苦しん
だり、悲しんだりしたあげく、人を中傷したり陥れたりする。
 これは自意識とよぶものである。
 植物の意識や人間の潜在意識には、人を傷つけるような感情がともなわな
い。したがって、これを「仏心」と名づけるのである。
「仏心」といわれる潜在意識は、世界中の万人の心の中に宿っているもので
ある。
 大悪党が強盗をはたらき、警察に追われて逃げる途中、池に落ちた子ども
が溺れているのをみた。彼は、思わず自分の立場を忘れて池にとび込み、こ
れを助けたという。
 彼のこの行動は無意識-つまり潜在意識によるものである。
 誰もが、心の深いところに共通に持っている潜在意識(仏心)には、何か
必然的な宇宙の法則があるに違いない。
 それはたとえば、各家庭にテレビの受信機があって、ある放送局の出した
電波を、どの家庭も同じ周波数に合わせて受信するようなものである。
 心に、潜在意識という仏心を持っていて、その仏心を大宇宙という放送局
が発信する真理という周波数に合わせるのである。そうすれば、道理という
天道の違すじがはっきり見えてくる。
 この文を読んで、「なるほど、道理だ!」とお分かりになった方は、明日
からの自分の行動に信念を持つことができるのである。
 ・イガ爺も深く、反省し、自己改革をしなくてはって思いました。
 ・おっと、もう、こんな時間となった、誤字脱字のチェックする気力なし、朝の早いイガ爺、もう寝ます。明日も生きて、目覚めますように!!

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