老子の言葉№38

老子：道経：運夷第九

運夷第九

持而盈之、不如其已。

揣而鋭之、不可長保。

金玉滿堂、莫之能守。

富貴而驕、自遺其咎。

功成名遂身退、天之道。

---

持（じ）してこれを盈（み）たすは、その已（や）むにしかず。

揣（きた）えてこれを鋭（するど）くすれば、長く保つべからず。

金玉（きんぎょく）堂に満つれば、これをよく守ることなし。

富貴にして驕（おご）れば、おのずからその咎（とが）を遺（のこ）す。

功（こう）成り名遂（と）げて身退（しりぞ）くは、天（てん）の道なり。

---

8月に入り、夏本番の感ある・・・・・・

大自然の時の流れでは、

春は春の仕事を終えると夏に地位をゆずる

ってことであるが、人間界では、いつまでも地位や名誉（勘違いの）に固執して

いつまでも、部下から信頼されていると思い違いし、あれだけ手をかけて（媚って）

来た部下だから、きっと分かってくれるだろう！！なんてね。（悲しいね）

人って絶頂期にあるときよりも、苦境にあるときこそ、本質が出るといわれる

前向きに、常に上機嫌に努めることが出来るか！！

それが、部下や後輩を育てる先輩や上司の輝く姿である。

身近に、きっといますよ、型見本になる先輩上司・・・・・。

イガ爺が、思い浮かべるのはやっぱり、あの人かな！！

---

耶馬の里、今日は朝から、晴天・・・・・・・。

今日も猛暑の一日が・・・・・・。

今日、早朝（3:30頃）、道場へ向かう時、玄関から見える耶馬の峰に満月が

今まで、気づかなかった自然の現象、今の時期しか見れない風景であり、

時間も、3:30分頃であり、晴天が条件である。

大自然が見せる、いろいろな現象が人間に感動を与える、それは、大自然は

人間に感動を与えようと起こしているのではなく、見つけて、感動する人間に

よって、すばらしい風景と言えるのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は、早くから投稿できました。　9:07分投稿