楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

老子の言葉№45

2012-08-13 | 先人の知恵に学ぶ

老子:徳経:玄用第六十九

玄用第六十九
用兵有言、吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。
是謂行無行、攘無臂、無敵、執無兵。
禍莫大於輕敵、輕敵幾喪吾寳。
故抗兵相加、者勝矣。

用兵に言あり、「われあえて主とならずして客となり、あえて寸を進まずして尺を退く」と。
これを無行を行き、無臂(むひ)を攘(ふる)い、無敵を扔(つ)き、無兵を執(と)ると謂う。
禍(わざわい)は敵を軽んずるより大なるはなし、敵を軽んずればほとんどわが宝を喪(うしな)う。
故に兵を抗(あ)げて相加(くわ)うるときは、哀(かな)しむ者勝つ。

敵を見くびると自滅する
兵法にいう、一寸前進するよりは、むしろ一尺後ろへ退きなさい。
今日の企業は、経営の多様化を迫られて、窓口をどんどん広げて
いかないと、生き残れないといわれている。にもかかわらず、市場は
どんどん縮小されていく。
つまり、品物はどんどん増えていくのに、買う人が減ってしまう。
こんな時代を、どう生きたらいいのか。「大きくなる。」「成長する」
というほかに道はないのか。弱いものの肉を強いものが食って
生き残るほかにもっと人間らしい道はないのであろうか。
老子はいう「1m進むことを考えないで、10cm退くj事を考えなさい」と
「退く」とは、自分の利益ばかり考えないで、他人の利益も守ってあげる
余裕を持ってという事なのだ。

敵を軽んずればほとんどわが宝を喪(うしな)う。
弱いものをあなどって自分ばかりがいい気になっていると、ゆく
うくは自分の大切な宝物を失う。
退いて相手に一歩を譲ることが、実は自分が生き残るコツである。

イガ爺、昨日、今日で1000㌔車を走らせましたよ、
昨日9:30分耶馬の里出発し、別府で観光、次には宮崎、青島で観光
市内に戻って、宿泊、本朝から再び青島方面へ観光、日向へ戻って
観光、再び宮崎市内へ、宮崎インターから熊本、鳥栖、大分道へ
日田で降りて、耶馬の里まで・・・・・・・・。
老体のイガ爺、さすが疲れましたわ。
              旅の駄弁りはまた今度の機会に!!
                                     20:40分投稿

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