『心を豊かにする100の言葉』
第4章 人生の指針となる教え
作家・松本清張さんの座右の銘
『手に職を』松本清張・作家(1909~1992)
わたしの母は明治十八年の生まれで、広島県の田舎に育ち、
小学校にも行かず、読み書きができなかった。
父やわたしが新聞や本に読みふけるのをたいへん羨まし
がっていた。
そのかわり底辺の生活で得た知恵があった。
母がわたしに言い聞かせた言葉に、「手に職をつけよ」があった。
手に職さえあれば、たとえ貧乏でも一生食いはずれはないとい
うのである。まことに素朴な「教訓」だが、教育をうけてない者
には世の荒波に処す鉄則だったのだ。
この母の「教訓」はわたしの越し方に生きている。
二十をすぎて印刷屋の職人見習いになった。
そこから得た「特技」によって、朝日新聞社にも入れた。
学歴のない者が事務屋になっていたら、今はどんなことになって
いたかわからない。
「手に職を」には、現代ではいろいろな意味がある。なにも技術だ
けとはかぎらない。他の人がもたない特徴、ある分野で他より秀で
た特徴、そのための努力というふうにわたしは解釈している。
今日の言葉!?
『「手に職を」には、現代ではいろいろな意味がある。なにも技術だ
けとはかぎらない。他の人がもたない特徴、ある分野で他より秀で
た特徴、そのための努力というふうにわたしは解釈している。』
と松本清張さんは言っている。
さて、この言葉をどう読み解くか!? 主体的にという。
闊達な意見を!! ともいう。 課題はそこそこにある、どう読み解くかは
貴方次第!!、 念頭に置かなければいけない事、
「大自然の摂理に生かされている吾」であるってこと。なんてね!?
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