楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

心を豊かにする100の言葉(No66)

2019-07-24 | 座右の銘に学ぶ

心を豊かにする100の言葉』
第4章 人生の指針となる教え 

作家・松本清張さんの座右の銘

『手に職を』松本清張・作家(19091992)

わたしの母は明治十八年の生まれで、広島県の田舎に育ち、
小学校にも行かず、読み書きができなかった。
 父やわたしが新聞や本に読みふけるのをたいへん羨まし
がっていた。
 そのかわり底辺の生活で得た知恵があった。
母がわたしに言い聞かせた言葉に、「手に職をつけよ」があった。
 手に職さえあれば、たとえ貧乏でも一生食いはずれはないとい
うのである。まことに素朴な「教訓」だが、教育をうけてない者
には世の荒波に処す鉄則だったのだ。
 この母の「教訓」はわたしの越し方に生きている。
二十をすぎて印刷屋の職人見習いになった。
 そこから得た「特技」によって、朝日新聞社にも入れた。
学歴のない者が事務屋になっていたら、今はどんなことになって
いたかわからない。
 「手に職を」には、現代ではいろいろな意味がある。なにも技術だ
けとはかぎらない。他の人がもたない特徴、ある分野で他より秀で
た特徴、そのための努力というふうにわたしは解釈している。

今日の言葉!?
『「手に職を」には、現代ではいろいろな意味がある。なにも技術だ
けとはかぎらない。他の人がもたない特徴、ある分野で他より秀で
た特徴、そのための努力というふうにわたしは解釈している。』
              と松本清張さんは言っている。
さて、この言葉をどう読み解くか!? 主体的にという。
闊達な意見を!! ともいう。 課題はそこそこにある、どう読み解くかは
貴方次第!!、 念頭に置かなければいけない事、
「大自然の摂理に生かされている吾」であるってこと。なんてね!?



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