楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

心を豊かにする100の言葉(No98)

2019-08-31 | 座右の銘に学ぶ

心を豊かにする100の言葉』
5章 強い心で生きるために 

落語家・桂 文枝(五代目)さんの座右の銘

『商いは、飽きないから生ず・・・・・・』
   桂 文枝(五代目)・落語家(19302005)
 

よく、私の師匠が言うてました。
 「”一題百話”つまり、一つの噺を自分のものにするのには、
百回、喋らなアカン」と。
 好きな事でも、何回も繰り返すと飽きてくるもんです。
根気がいります。
 「師匠、弟子にして下さい。僕、落語家になりたいんです。
一生懸命、頑張ります」と言うてた者が、単調な弟子生活に
飽きて、やめて行ってしまう事が多いんです。
 噺が、自分の商売の元であり、財産やとわかっていながら、
稽古をおろそかにしたり、邪魔くさがってしない事があります。
 そんな時。商いは、飽きないから生ず……・という言葉を想い
出し、自分に言い聞かせて、四十余年間、演ってきましたし、
これからも弟子にそう教え、自分にもそう言い続け乍ら生きてい
くつもりです。

今日の言葉!?
『噺が、自分の商売の元であり、財産やとわかっていながら、
稽古をおろそかにしたり、邪魔くさがってしない事があります。
 そんな時。商いは、飽きないから生ず……・という言葉を想い
出す。』と桂 文枝(五代目)さんは言っている。

爺さんは思う ”働くは”はたが楽になる”である。ってね。 



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