体外受精を始めた時、何も知らない世界だったので、頼りになるのはインターネットから学ぶ知識だった。
毎日検索しては一喜一憂してた。
調べてるうちに難しい現実があることも知ったし、成功した事例もあることも知った。
成功した事例を見ると勇気が湧いた。
今、男性不妊の世界に足を踏み入れて、あまりの事例のなさで戸惑うことだらけ。
男性不妊って体外受精よりも遅れてるんだなあ。
日本で執刀出来る医者も細胞レベルになると20人くらいしかいないらしい。
調べれば調べる程、気持ちが落ちてきて調べるのを辞めようと思うのだけど、つい調べてしまう。
「精子」「無精子」
この言葉を、今、日本で何度も検索窓に打ち込んでる人って専門医は置いといて私だけかも知れないな( ̄‥ ̄)
頭の中は精子だらけ....
知識は力なりというけれど...
知らない方がいいこともあるのかもなあ
調べることで前向きになれたらいいけど、落ち込んでしまうのはいいことじゃない。
今はぼーーーっと海辺で沈む夕陽でも眺めてたい心境。
何にも考えないでただ「無」になりたい。