王ケン(おうけん)が生きていたと皇帝、馬子澹(ばしたん)だけでなく、王夙(おうしゅく)達も知ります。
王夙はすぐにでも、王ケンを助けたいのですが、王藺は「もし、皇帝が、王ケンを助けに行くと言ったら、反対しろ。そうすれば、皇帝は、自ら、助けに行くと言うだろう。そうすれば、忽蘭(くらん)との戦いになる。今、勝てるはずがない。重臣達は、挙兵に反対するだろう」と、言います。
朝議の前に、王夙は宋懐恩に「私に従ってくれ」と、言います。そして、朝議では、王藺が思った通りの展開。宋懐恩も王ケンを助けたいのですが、王夙に従います。
王夙に呼ばれた宋懐恩は、王藺と会い、生存に驚きます。王藺は宋懐恩に「手を組まないか?」と、話します。ところで、この場面、背景が合成ぽかったな。
忽蘭にいる王ケンは、賀蘭箴(がらんしん)に、婚姻と引き換えに、民の解放をお願いします。
婚礼の当日、賀蘭拓の罠に嵌められた賀蘭箴は、捕らえられます。同じく捕らえられてやってきた王ケン。賀蘭拓は賀蘭箴を処刑する前に「お前の母と妹を殺したのは、蕭キでなく、俺だ」と、教えます。賀蘭拓から、賀蘭箴を殺すように言われた王ケンは、賀蘭箴を吊るしている縄を切ります。刺されそうになる王ケンの盾になり、亡くなる賀蘭箴。もはや、これまでかって時に、蕭キが現れました。