を引く人物がいるであろうと考える如懿は、胡ウン角の遺品を調べることにします。出て来た処方箋は、署名が無く、筆跡は、皇貴妃の侍医のもの。これで、皇貴妃と胡ウン角の関係性が出て来ました。胡ウン角の余命がわずかであったと、如懿に話す江与彬。
それと、白粉が入っているかの様な容器にあったのは、毒薬で、宮中でしか手に入らないと、江与彬は、如懿に話します。命が短い胡ウン角は、利用され、如懿は、愉妃の永キは病死で無く、殺されたのではないか?息子の永キが、次、狙われるかもと、不安を募らせます。
それと、如懿の余命が、三、四ヶ月だと、江与彬から告げられます。「それだけあれば、充分よ」と、如懿。
愉妃からの密命で、容妃は、自分の家族に国境地帯を調べる様、侍女に伝えます。この時は、一体何を?と、思いましたが。その後、春嬋が皇貴妃に、佐禄に、銀子が渡っていない、国境地帯にいない様だと、伝えます。どうやらこれの様です。
調子に乗る皇貴妃は、乾隆帝に穎妃(えいひ)の養女になっているケイゲンを、預からせて欲しいと願いでます。乾隆帝の許しが出て、皇貴妃がやるやることは、穎妃(えいひ)がいない間に、ケイゲンを連れ去ること。しかも、このケイゲン、流石に穎妃(えいひ)が育てただけあって、生母である皇貴妃を嫌っているのです。
駆けつける穎妃(えいひ)。そこに、騒ぎで、なんだなんだと、皇太后も現れます。穎妃(えいひ)との口論で、皇貴妃は「育ての母より、生みの母」と、言います。目の前にいる皇太后は、乾隆帝の育ての母な訳なんですが・・・。皇貴妃も、皇太后の前で、暴言を吐いてしまったことに気づき、謝りますが、時すでに遅し。
皇太后は「大事に育ててくれるのが、母だ」と、ぴしゃり。
騒ぎを聞きつけた乾隆帝は、ケイゲンを皇貴妃の元に戻そうとしたことを、後悔し、差配役として、なんに役にも立っておらず、皇貴妃にしたことが性急すぎたかと、嘆きます。乾隆帝以外、皆納得していませんでしたよね。永キの百日法要の取り仕切りも皇貴妃から、愉妃へとなります。
百日の法要のあと、穎妃(えいひ)は、ケイ瑟に、皇貴妃のことを「陛下に取り入ることしか能のない女。皇后になろうとする女に子育ては出来ない。あなたも、見てみれば良い」と、言います。
皇太后の元に“心を殺す毒”と、書かれた紙が届けられます。それは、如懿からの物だった様で、皇太后は、その意味を、如懿に聞きます。

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