魯国公府を訪れ、戦況を聞こうとした独孤伽
ですが、宇文ヨウから「楊堅達は、森に逃げて、今、連絡が来ていない」と、聞かされ、倒れてしまいます。倒れた独孤伽
のそばに、宇文ヨウがいるのが、気に入らない阿史那頌は、口論になります。それと、阿史那頌は、祖国がこうなったのも、独孤伽
のせいと言う、逆恨みもありました。
戦場にいる宇文護は、孤立無援。そこに、斉の徐之信から、投降せよと言う書簡が届けられ、神経を逆撫でされる宇文護。
長安では、尉遅寛が、宇文護の偽金作りを突き止めます。
宇文護がいない間、偽金作りが露見してはまずいと考えた宇文会は、尉遅寛を、懐柔しようとします。もちろんそんな事には乗らない尉遅寛なので、酒を断っている尉遅寛に無理矢理、酒を流し込みます。ひっくり返っている尉遅寛の指に朱肉をつけ、書面に母印を押す宇文会。尉遅寛がお酒をやめている理由・・・酒乱でした

病の王后は、お見舞いにやって来た独孤伽
に「だんだん弱まっているから、私の命は短いでしょう。太子のために、効く薬をと思ったのに、やはり私はなんの役にも立ちません」と、嘆きます。陰で聞いていた天王は、王后の嘘、偽りのない心を、ようやく知り、寝台へと駆け寄ります。天王は、王后に「そなたが死んだら、宇文護に疑われてしまうだろう」と、励まします。
天王より、援軍の将として、命を受けた楊忠は、出立します。
回復した王后は、染織工房へ行ったり、念願の命婦会を設ける事ができました。この時、独孤伽
は、阿史那頌から、恨みつらみを言われます。この様子を、別々にですが侍従と、宇文珠が見ていました。去ろうとする独孤伽
を追った阿史那頌は、衣の裾を踏み転んでしまいます。宇文珠が駆け寄ると、阿史那頌は「独孤伽
に押された」と、言います。
余談ですが、王后役の女優さんは『瓔珞』の玲瓏なんですね。

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