歴史テーマパーク「伊勢・安土桃山文化村~EDO WONDERLAND」(旧:伊勢戦国時代村)に行って来ました。
栃木県にある「日光江戸村」と同じ系列で、その縮小版だと思っていただければ良いと思います。
参考→http://www.itv-mie.jp/playrepo/playrepo3.html
公式HPはこちら→http://www.ise-bunkamura.co.jp/
ここ、なかなか穴場で楽しいですよ!
私はここの村全体の雰囲気は、とても好きですね~。
何が楽しいって、一歩足を踏み入れたらそこはもう時代劇の世界。
駐車場の料金を払うところからもう、町人姿の若衆が
「いらっしゃいまし!700両いただきます。ごゆるりと~」
と迎えてくれます(ここでは、お金の単位は円ではなく両です・笑)
まず遠目からでも一番初めに目に飛び込んでくるのが、ここのシンボルでもある安土城ですね。
丘の上にそびえ立っており、6階には展望台、7階には金箔(本物)を張りめぐらせた黄金の間が作られていました。
伊勢の景色が一望できて、なかなか良い眺めです。
そしてここでのメインは、やはり芝居見物です。
安土桃山時代の暮らしや事件を題材にした活劇、花魁のお話や華麗な舞、石川五右衛門のお裁きの話、そして大迫力の殺陣、忍者立ち回りなどが4つの劇場施設で見られます。
役者さんたちはさすがプロフェッショナル!
芝居も殺陣も、皆さん相当高いレベルなのではないでしょうか。
シリアスあり、笑いあり、アクションありで、どのお芝居もかなり楽しめますよ。
いわゆる「客いじり」も皆さん上手いので、劇場は大盛り上がりです(笑)
もう一つ面白いのが、劇場に入る前に必ず10cm四方程の紙を手渡されるのですが、これは「おひねり」用です(笑)
もちろん強制ではありませんが、なるべく重い銭(1円は軽くてよく飛ばない・笑)を包んで芝居の最後に舞台に向って投げてあげると、いたく喜んでもらえるでしょう(笑)
芝居の呼び込みも役者自ら行い、さっきまで外にいた役者がもう舞台に立っていたりして面白いです。
また時には、役者さんが飲食店の厨房の中でラーメンなどを調理している姿なども見られるようですよ(笑)
そしてある時は、お侍さんが少々やんちゃそうな18~20歳ぐらいの男の子達(客です)と剣で勝負の相手をしてくれたり・・・
なんて光景も目にしました(もちろんお遊びです)。
俳優さんは美男、美女ぞろいで(特に忍者役のお兄さんがカッコいい・笑)、ちょっと嬉しくなっちゃいます
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で、なかなか私好みのお侍さんがいたので、つい一緒に写真を撮って貰っちゃいました(←おばさんか・・笑)
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もちろん他にもアトラクションはいくつかあり、忍者からくり迷路などは大人でもなかなか楽しめると思いますよ
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ここのテーマパークの良い所は、何と言っても舞台に立つ役者とお客さんとの距離がとても近くて、親しみやすいという点ではないでしょうか。
かつらを被って化粧をし、衣装をつけた役者さんがよく村内をウロウロしているので気軽に声をかけたり雑談したり、写真撮影にも快く応じてくれて、とても温かい感じがします。
精巧に作られた機械仕掛けの人形達が活躍するテーマパークや遊園地は、もちろん素晴らしいし私も大好きです。
でも、こういう良い意味でとても人間くささが漂う雰囲気も、生身の人間と触れ合う楽しさを味わう事ができて、やっぱり良いものだな~と改めて思いました。
また機会があったら、ぜひ足を運んでみたいと思います。
今度は日光江戸村にも行ってみたいな。。。
あ、ちなみにJAFのカードを提示すると、通行手形(チケット)が2割引になりお得ですよ(笑)