いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

トンボ観察@4月上旬 〜シーズン開幕〜

2018年04月10日 | 昆虫類
静岡県東部にて4月上旬に観察したトンボたち。
既にこちらで書いたが、今年のトンボシーズンが開幕した。


アサヒナカワトンボ

未成熟♂(橙色翅型)


♂(無色翅型)


♀(無色翅型)

今年最初に会ったトンボはアサヒナカワトンボとなった。昨年より10日早い確認。
このトンボとは今年も11, 12月まで付き合うことになると思うので、「少し愛して、なが〜く愛して」という感じで(?)観察していきたい。


ヤマサナエ




会えたのは完全には成熟していない♂1頭のみ。
昨年の初確認は4月下旬。今年は昨年より24日早い初確認となった。
これからヤマサナエが続々と羽化していくのか。それとも、気温が高く暖かい日が多かったため(この日は各地で夏日を記録)、一部が先走って羽化しただけで、今後は例年通りとなるのか。


ダビドサナエ

完全には成熟していない♂


完全には成熟していない♀


左の個体を撮影していたら、もう1頭が飛んできた。


その飛んできた個体。未成熟♀。

川沿いを散策していて、10頭近くを確認。いずれも未成熟で完全に成熟した個体は確認できなかった。
この場所では初見。そのため、同じ場所での比較ではないが、ダビドサナエは昨年より4日早い確認となった。
この川周辺ではダビドサナエが続々と羽化しているようだった。


今年は桜の開花が早かったが、トンボシーズンの開幕も早まった。アサヒナカワトンボには会えそうな気がしていたが、ヤマサナエに会えるとは思っていなかった。この時期に中型のサナエトンボに会えて、ちょっと興奮した。ダビドサナエは続々と羽化しているようで、こんなに会えたのは初めて。幸先のよいトンボシーズンの幕開けとなった。


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