俺、バス釣りはじめました。

スモールマウスバス釣り日記

魚の色覚について。

2021-01-05 17:30:51 | 日記

1月4日から仕事が開始されました。

とは言っても自宅勤務ですので自分の裁量で色々出来る訳であります。

 

少し時間が取れましたので「魚の色覚」について触れたいと思います。

自分自身確認の為にも(ワーム買いすぎw)

 

私は10年ぐらい前から最近までトラウトの管釣りにのめり込んでいた時期がありました。

その時に「同じルアーなのに色によって反応が違う」と不思議に思っていました。

釣りの雑誌を見ても分からず、某所のNインストラクターは「紫外線が見える!」とは言われてしました。

ホントかな~と思っていたある日、某国立大学の研究室の廊下に魚類(鮎・ワカサギ)の研究発表の資料を見つけました。

思い切ってその部屋の教授に「先生、ニジマスは色が判別できますか?」と聞いたところ1秒以内に「見えるよ!」「赤、青、緑、紫外線」と即答されてひっくり返りましたw

トラウト界隈で有名な方たちが「分からない」と言っている事が周知の事実とは。。。

お仲間の方には教えてあげましたが皆さんビックリされていましたね。

人間以外白黒と思っている方が多いのに、まさかのRGB+UV。

 

良くよく調べると下記のような情報があります。

確か、この研究でスタンフォード大学の教授がノーベル賞を受賞したとか。。。

なんでこんな事を皆さん調べなかったのか、、、

何とかフィルターで喜んでいるN氏にはワザと教えていませんw

 

以下は転載、転載、、、

1gf

各生物の遺伝子を調べると分かっちゃうんですよね。魚と鳥はスゴイですね。

ですが全ての魚が同様ではなくてマグロなどは白黒に近く見えていたはずです(多分

大海原でエサを探すにはシルエットだけが分かる方が都合が良いので更に進化した訳ですね。

 

ですので私の釣り対象であるスモールマウスバスを調べてみました。

残念ですがスモールは無くて、ラージは以下の様な記事、論文がありました。

最近の遺伝子解析装置の進化で安価に早く下記のような研究が進んだと思います。

 

以下、転載のオンパレード(クレーム来たら消します)

2018年にアメリカで公開された論文にて、「ラージマウスバスは緑色に敏感な1対の錐体と赤色に敏感な2対の錐体を持っている」と発表されました。

この論文ではラージマウスバスの色覚について、下記のようなことが書かれていました。

  • (暗所で働く)桿体細胞と、「赤と緑」の2色性の視覚を持つ。
  • 赤と緑の2色を最もカンタンに見分けることができる。
  • バスはチャートリュースイエローと白色を見分けることが苦手。
  • バスは青色と黒色を見分けることが苦手
 

バスは赤色に対してとても良く反応する。という論文でした。


バスの視覚は図とするとこのようになります。

 


つまり、バスは赤色と緑色を確認することができる2色型色覚ということがわかります。

人は3色型色覚なことから、色はこのように見えます。


2色型色覚で青色の判別が難しいバスは、人でいう青色盲となることから、
となるはずです。
黄色が白に、、、緑の見え方、、、(驚愕w

で下記はある方がそれをフィルターを掛けた色を再現していました。
少し違う感じもしますが、参考にはなりますね。
 

↓これが通常のカラー(人の目)

ブラックバスは青色盲説から写真を加工したらトンデモない事実が判明し震えてる

↓バスに見えているであろうカラー

ブラックバスは青色盲説から写真を加工したらトンデモない事実が判明し震えてる

グリーンパンプキンもウォーターメロンもほぼ一緒かも?

ワームは黒(青)、赤、緑&茶のナチュラルっぽい色の4色ぐらいで十分ですねw

春になるとザリガニが出てくるので赤色に反応が良いのもキチンと見えているからでしょう。

 
それと夕方、夜の変化は下記みたいですよ。

「日没前になると、バスの内部感覚は暗闇に備えるために白黒の視界になっていきます。このプロセスの完了には数時間かかるので、ロッド細胞が進むにつれて一種の「色あせ」状態になると考えられています。その後、日中になる前に、コーン細胞が進み始め、色が徐々に認識されるようになります。朝および夕方の大部分において、色彩の異なる色を区別する能力は限られているのです」

 

ですので暗くなるころから目が見えずらくなり、数時間後に順応する感じかな?

今だと17時に暗くなるので19時~20時頃に順応する(釣れる)のかも?

 

ついでに下記も、、、(転載

「さらにバスは形状識別能力やコントラスト識別能力が高いとされ、素早く動くルアーや細いラインもしっかり視認できているとされています。バスは澄んだ水の中の50ヤード(45m)離れた4インチ(10cm)の物体を見つけることができ、そして微小な動物性プランクトンを見ることができる」

 

バスの目はコントラストが高いのか、、、スゲーな。。。

確かラージよりスモールの方が目が良いとされているみたいですので状況によってはラインも見えているのだろうな。。。

多分、メトロリバーでも10mぐらい先はは見えているだろうな、、、

激濁り以外は「デカイワームじゃないと魚が見つけれない」は間違いだな。。。

特にナーバスな時期は食い気より警戒心が強くなるのであれば「ライトリグ、ラインを細く」が重要な条件になるのかもな~

 

長くなりましたが参考になる事もあるかも?(お財布の節約w)

この生命の神秘、進化と戦う必要がある釣りはやっぱり面白いですね。

しかしアメリカではこのようなバスの研究も盛んなのですね、やっぱアメリカ凄いわ。



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2 コメント

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Unknown (オズマ)
2021-01-05 22:32:37
「魚だって考える」(吉田将之著)を読んで,自分も世界が変わりました。
しかし,釣果には結びつきません(笑)。
最近はヘラブナ雑誌を読んで「サワリ」「スレアタリ」などを勉強中です。
アメリカ,やっぱりバスの研究はスゴイですね。
日本は,ヘラとアユ,グレぐらいなんでしょうかね,研究がされているのは?
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Unknown (ナガティ―)
2021-01-06 00:12:30
上記の一番最初の表は東大の先生がまとめたモノみたいですよ。
ですがその先生の研究の成果では無いと思います。
日本だと魚の基礎研究はメジャーではないでしょうね。
養殖、繁殖の研究がメインかも?
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