新年一般参賀は、1月2日、皇居・宮殿の東庭で行われます。
宮内庁発表の要領によると、天皇皇后両陛下が、5回長和殿ベランダにお出ましになる予定です。
○1回目は、天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下及び常陸宮妃殿下
○2回目及び3回目は、天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下
○4回目以降は、天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下
第1回 午前10時10分頃
第2回 午前11時00分頃
第3回 午前11時50分頃
第4回 午後1時30分頃
第5回 午後2時20分頃
三笠宮家と高円宮家の皇族方は、11月に三笠宮妃殿下が薨去されたことを受け、参列を控えられます。

令和2年新年一般参賀(筆者撮影)
今年の新年一般参賀は、能登半島地震の被害を鑑みて中止となったことから、コロナ禍を経て5年ぶりに人数制限なしで行われます。
参賀者は、皇居前広場に集合し、手荷物検査とセキュリティを受けた後、午前9時半から午後2時10分までに皇居・正門(二重橋)から宮殿前の東庭に参内します。
皇居前広場には、和田倉門(大手町)、馬場先門(二重橋前)、桜田門の三方向からアクセスできます。東京駅のある丸の内方面から来られる方が多いと思いますが、二重橋前駅を利用すると最短距離でアクセスが可能です。
開門は午前9時半ですが、その前から待機の列に並ぶことができます。概ね7時までに列に並べば、1回目までに参内できます。
なお、周辺では箱根駅伝(午前8時スタート)も開催されるので、2回目以降でも構わない方は、一般参賀の前に観戦されるのもいいかと思います。
服装(ドレスコード)は、男性は礼服やスーツ、女性は訪問着やドレスがマナーとされていましたが、今ではほとんどの人が普段着で訪れています。寒い中、長時間並ぶことから、厚手のコートや手袋などの暖かい服装やカイロなどで防寒対策を行ってください。
お手洗いは、東庭入口の中門の脇に設置されているほか、皇居前広場にも仮設トイレが設置されますが、待機の列から抜け出すのが難しいことから、事前にお済ませください。
参賀者が手にする国旗(日の丸)の小旗は、入口周辺でボーイスカウトやガールスカウトなどボランティアの方々が配布しています。なお、数に限りがあるので、遅い時間は配布を終了します。
コロナ禍前までは、皇居外苑(和田倉門付近)に仮設販売所が設置され、菊紋饅頭や皇室カレンダーなどの参観土産が販売されていましたが、近年は設置されないこともあることから、その場合は、楠公レストハウス内売店にて、お買い求めください。
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