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愛子内親王殿下、初の鴨場接待

2025-02-28 23:29:00 | 日記

2月14日、愛子内親王殿下は、千葉県市川市の宮内庁新浜鴨場で、鴨場接待に初めて臨まれ、スイスやキューバなど12カ国の駐日大使夫妻らに対し、佳子内親王殿下と接遇にあたられた。



新浜鴨場=筆者撮影


国内外の賓客を接待する鴨場接待は、天皇陛下の思召しにより、新浜鴨場と埼玉鴨場(埼玉県越谷市)に招かれ行われている。

また、猟期外には、一般向けの見学会も実施している。


鴨猟は、竹林に囲まれた元溜と呼ばれる大池にいる野生の鴨を、訓練されたおとりのアヒルを使って、池から伸びる細い引堀に誘導し、叉手網(さであみ)と呼ばれる絹糸で作られた手持ちの網を用いて、鴨が飛びたつところを捕獲する。

捕獲した鴨は、生態調査のため、種類や性別などを記録した上、標識をつけて放鳥される。



引堀=筆者撮影



引堀=筆者撮影



叉手網=筆者撮影


鴨猟の後には、午餐が催され、鴨すきが提供されるが、現在は、捕獲した鴨は食べず、飼育された合鴨が供される。



午餐が催される食堂=筆者撮影



宮内庁の鴨すきを再現したもの=筆者撮影


なお、新浜鴨場は「しんはま」と読むが、地名は「にいはま」と読む。これは浜離宮から鴨場が移転し、"新"浜鴨場と呼ばれたためとされている。


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皇室のご予定(24日〜3月2日)

2025-02-25 07:44:00 | 日記

宮内庁は、2月24日から3月2日の天皇皇后両陛下や皇族方のご予定を発表した。


天皇皇后両陛下は、2月26日、人事院総裁賞受賞者と御所で面会される。


また、天皇陛下は、3月1日、旬祭に当たり宮中三殿を御拝される。


その他、天皇陛下は、毎週火曜日と金曜日に、内閣からの上奏書類に署名や押印等を行う国事行為としての執務を行なわれている。


秋篠宮皇嗣殿下は、2月26日から28日、タイのナレースワン大学で開かれる名誉学位授与式にご出席ため、タイを私的に訪問される。27日に式に臨まれ、畜産学の名誉博士号が送られる。

また、タイ旅行につき、25日及び28日に、宮中三殿を参拝される。


2月27日から3月2日に開催される第96回宮様スキー大会国際競技会にご出席のため、寛仁親王妃殿下、高円宮妃殿下、彬子女王殿下は、北海道を訪問される。


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天皇誕生日一般参賀

2025-02-23 20:30:00 | 日記

2月23日、天皇陛下の65歳のお誕生日を祝う天皇誕生日一般参賀が皇居・宮殿東庭で行われた。お出ましは、午前中に3回行われ、天皇皇后両陛下をはじめ、愛子内親王殿下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、佳子内親王殿下が参列された。



天皇誕生日一般参賀に臨まれる天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下と佳子内親王殿下=1回目、午前10時20分頃(筆者撮影)


天皇陛下は、

寒さの厳しい中、誕生日にこのように来ていただき、祝っていただくことを有り難く思います。

この冬は、殊の外、各地で大雪に見舞われており、皆さんの御苦労もいかばかりかと思います。雪の事故などで被害に遭われた方々に、心からの御見舞いをお伝えいたします。

そのような中にあって、ここ東京では梅の花も咲き、春が一歩一歩近づいていることを感じます。全国各地の皆さん一人一人にとって、穏やかな春が訪れるよう願っております。

皆さんの健康と幸せを祈ります。

とお言葉を述べられた。


昨年は、あいにくの雨模様だったが、今年は快晴となり、宮内庁によると、一般参賀には記帳も合わせて約2万3000人が訪れた。



二重橋前=午前7時半頃(筆者撮影)



皇居前広場=午前9時25分頃(筆者撮影)



伏見櫓= 午前9時35分頃(筆者撮影)



宮殿「長和殿」= 午前9時40分頃(筆者撮影)



「長和殿」ベランダ= 午前9時45分頃(筆者撮影)


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天皇誕生日一般参賀の概要と注意事項

2025-02-21 21:13:00 | 日記

天皇誕生日一般参賀は、2月23日、皇居・宮殿東庭で行われます。

宮内庁発表の要領によると、天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下が、3回長和殿ベランダにお出ましになる予定です。


 第1回 午前10時20分頃

 第2回 午前11時頃

 第3回 午前11時40分頃


午後は、天皇陛下始め皇族方のお出ましはなく、宮内庁庁舎前の特設記帳所において、午後0時30分から午後3時30分まで記帳を受け付けます。



令和6年天皇誕生日一般参賀=筆者撮影


昨年の天皇誕生日一般参賀は、あいにくの雨模様となりましたが、今年は予報では晴れとなっています。


参入について

参賀者は、皇居前広場に集合し、手荷物検査とセキュリティを受けた後、午前9時半から午前11時20分までに皇居・正門(二重橋)から宮殿前の東庭に参入します。


皇居前広場には、和田倉門(大手町)、馬場先門(二重橋前〈丸の内〉)、桜田門(霞ヶ関)の三方向からアクセスできます。

東京駅のある丸の内方面から来られる方が多いと思いますが、二重橋前駅を利用すると最短距離でアクセスが可能です。


開門は午前9時半ですが、その前から待機の列に並ぶことができます。概ね7時までに列に並べば、1回目までに参入できます。


出典:宮内庁(https://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/pdf/sanga-map-r0702am.pdf


服装について

以前は、男性は礼服、女性は訪問着等がマナーとされていましたが、今ではほとんどの人が普段着で訪れています。

もっとも、天皇陛下は、モーニングコートと正装でお出ましになられることから、平服でも軽装は避けた方が望ましいと思料されます。

なお、気温が10度以下の寒い中、長時間並ぶことから、厚手のコートやマフラー、手袋などの暖かい服装で、防寒対策はしっかりと行ってください。使い捨てカイロなどの防寒小物も準備しておくといいでしょう。


注意事項

参賀者が手にする国旗(日の丸)の小旗は、入口周辺でボーイスカウトやガールスカウトなどボランティアの方々が配布しています。なお、数に限りがあるので、遅い時間帯には配布を終了します。


お手洗いは、東庭入口の中門の脇に設置されているほか、皇居前広場にも仮設トイレが設置されますが、待機の列から抜け出すのが難しいことから、駅などで事前にお済ませください。


皇居外苑には仮設販売所が設置され、参観土産が販売されますが、諸事情により設置されないこともあることから、その場合は、楠公レストハウス内売店にて、お買い求めください。


(参照記事:宮内庁・天皇誕生日一般参賀要領)


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皇室のご予定(17日〜23日)

2025-02-17 18:30:00 | 日記

宮内庁は、2月17日から23日の天皇皇后両陛下や皇族方のご予定を発表した。


天皇陛下は17日、皇居・宮中三殿で、この年の五穀豊穣を祈る祈年祭の儀を執り行われ、皇后陛下は、御所でお慎みになられる。また、伊勢神宮には、勅使をご差遣される。


18日は、御所でトルコ大国民議会議長夫妻とご引見される。


天皇陛下は23日、65歳の誕生日を迎えられ、宮中三殿で天長祭の儀に臨み、ご拝礼される。また、皇居・宮殿では、祝賀の儀や一般参賀が行われ、祝意に応えられる。


その他、天皇陛下は、毎週火曜日と金曜日に、内閣からの上奏書類に署名や押印等を行う国事行為としての執務を行なわれている。


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