天皇誕生日一般参賀は、2月23日、皇居・宮殿東庭で行われます。
宮内庁発表の要領によると、天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下が、3回長和殿ベランダにお出ましになる予定です。
第1回 午前10時20分頃
第2回 午前11時頃
第3回 午前11時40分頃
午後は、天皇陛下始め皇族方のお出ましはなく、宮内庁庁舎前の特設記帳所において、午後0時30分から午後3時30分まで記帳を受け付けます。
令和6年天皇誕生日一般参賀=筆者撮影
昨年の天皇誕生日一般参賀は、あいにくの雨模様となりましたが、今年は予報では晴れとなっています。
参入について
参賀者は、皇居前広場に集合し、手荷物検査とセキュリティを受けた後、午前9時半から午前11時20分までに皇居・正門(二重橋)から宮殿前の東庭に参入します。
皇居前広場には、和田倉門(大手町)、馬場先門(二重橋前〈丸の内〉)、桜田門(霞ヶ関)の三方向からアクセスできます。
東京駅のある丸の内方面から来られる方が多いと思いますが、二重橋前駅を利用すると最短距離でアクセスが可能です。
開門は午前9時半ですが、その前から待機の列に並ぶことができます。概ね7時までに列に並べば、1回目までに参入できます。
出典:宮内庁(https://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/pdf/sanga-map-r0702am.pdf)
服装について
以前は、男性は礼服、女性は訪問着等がマナーとされていましたが、今ではほとんどの人が普段着で訪れています。
もっとも、天皇陛下は、モーニングコートと正装でお出ましになられることから、平服でも軽装は避けた方が望ましいと思料されます。
なお、気温が10度以下の寒い中、長時間並ぶことから、厚手のコートやマフラー、手袋などの暖かい服装で、防寒対策はしっかりと行ってください。使い捨てカイロなどの防寒小物も準備しておくといいでしょう。
注意事項
参賀者が手にする国旗(日の丸)の小旗は、入口周辺でボーイスカウトやガールスカウトなどボランティアの方々が配布しています。なお、数に限りがあるので、遅い時間帯には配布を終了します。
お手洗いは、東庭入口の中門の脇に設置されているほか、皇居前広場にも仮設トイレが設置されますが、待機の列から抜け出すのが難しいことから、駅などで事前にお済ませください。
皇居外苑には仮設販売所が設置され、参観土産が販売されますが、諸事情により設置されないこともあることから、その場合は、楠公レストハウス内売店にて、お買い求めください。
(参照記事:宮内庁・天皇誕生日一般参賀要領)
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