皇室ジヤーナル

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皇室のご予定(27日〜2月2日)

2025-01-27 17:56:00 | 日記

宮内庁は、1月27日から2月2日の予定を発表した。


1月30日、皇居・宮中三殿の皇霊殿で孝明天皇例祭の儀が行われ、天皇陛下をはじめとする皇室の方々が参列される。


孝明天皇御陵=筆者撮影


同日、京都の後月輪東山陵では孝明天皇山陵例祭の儀が行われ、彬子女王殿下が参向され、あわせて御寺泉涌寺の霊明殿を参拝される。



泉涌寺・霊明殿=筆者撮影


天皇皇后両陛下は、1月27日、宮殿において、農林水産祭天皇杯受賞者の拝謁をお受けになり、業績展示等をご覧になられる。

また、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下は、同日、国立西洋美術館を訪問し、企画展「モネ 睡蓮のとき」を鑑賞される。



クロード・モネ《睡蓮》=筆者撮影


その他、天皇陛下は、毎週火曜日と金曜日に、内閣からの上奏書類に署名や押印などを行う国事行為としての執務を行なわれる。


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彬子女王殿下、ポケモン工芸展ご鑑賞

2025-01-26 13:55:00 | 日記

彬子女王殿下は、1月23日、東京・港区の文化施設「麻布台ヒルズギャラリー」を訪問され、開催中の「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」を鑑賞された。



「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」=筆者撮影


日本美術の専門家でもある彬子女王殿下は、報道によると、約1時間かけて見て回られ、生地にポケモンをあしらった沖縄の伝統的な染め物「琉球紅型」の前では、「色遣いなど、ポケモンとの親和性が高いかもしれませんね」と述べられた。

1月9日には、日本工芸会の総裁を務められている佳子内親王殿下も鑑賞されている。


ポケモン×工芸展(主催:麻布台ヒルズ ギャラリー、NHKプロモーション、監修:国立工芸館)は、人気ゲーム「ポケットモンスター」を題材に、人間国宝から若手まで20名のアーティストが制作した陶芸や金工、染織など約70点が展示され、作品やオリジナルグッズの販売も行なわれている。



コラボカフェ「喫茶 ポケモン×工芸展」=筆者撮影


併設のギャラリーカフェでは、作品にインスパイアされたコラボメニューが提供されている。



ピカチュウ スコーン=筆者撮影


ポケモン×工芸展は、来月2日まで麻布台ヒルズギャラリーで開かれている。


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皇室のご予定(20日〜26日)

2025-01-20 22:13:00 | 日記

宮内庁は、天皇皇后両陛下や皇族方の1月20日から26日の予定を発表した。


22日、歌会始が皇居・宮殿松の間で開催され、天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々が出席される。愛子内親王殿下も初めて臨まれる。


天皇陛下は、23日、バングラデシュ、コロンビアの新任駐日大使の信任状捧呈式を執り行われる。信任状捧呈式に伴い、皇居前広場において、午前10時5分頃(1回目)と午前10時30分頃(2回目)に馬車列の運行が予定される。


また、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下は、24日、皇居・東御苑で開かれる皇宮警察本部年頭視閲式に出席される。


その他、毎週火曜日と金曜日には、内閣からの上奏書類に署名や押印などを行う国事行為としての執務を行なわれている。


秋篠宮殿下は、20日から21日、「第69回水族館技術者研究会」出席などで京都府を訪問。21日、ラオス首相夫妻と秋篠宮邸で面会される。


常陸宮妃殿下は、24日、文京シビックセンターで開催される「第43回肢体不自由児・者の美術展/デジタル写真展」に出席。25日、グランドプリンスホテル高輪で行われる「令和6年度公益社団法人日本馬術連盟表彰式」に出席される。


寛仁親王妃殿下は、21日から22日、「第26回全国農業担い手サミットinさが」への出席などで佐賀県を訪問。25日から26日、「公益社団法人日本青年会議所2025年度京都会議新年式典」への出席で京都府を訪問される。


彬子女王殿下は、23日、麻布台ヒルズギャラリーで開催中の「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」を鑑賞される。


高円宮妃殿下は、20日、東京国立博物館平成館で開催される開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」を鑑賞される。


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天皇皇后両陛下、阪神・淡路大震災30年追悼式典へ

2025-01-20 21:55:00 | 日記

天皇皇后両陛下は、1月17日、神戸市の兵庫県公館で兵庫県が主催する「阪神・淡路大震災30年追悼式典」に御臨席され、参列者とともに黙禱を捧げられた。



追悼式典が行われた兵庫県公館(筆者撮影)


天皇陛下はお言葉で、「震災の経験と教訓を基に、皆が助け合いながら、安全で安心して暮らせる地域づくりが進められるとともに、そこで得られた知見が国の内外に広がり、次の世代へと引き継がれていくことを期待いたします」と述べられ、犠牲者への哀悼の意を表された。


宮内庁によると、上皇上皇后両陛下は、震災発生時刻の午前5時46分に合わせて、仙洞御所で御黙禱された。愛子内親王殿下も同日、皇居・御所で御黙禱され、犠牲者を追悼された。


《皇室と阪神・淡路大震災》

上皇上皇后両陛下は在位中、震災直後の御見舞いをはじめ、平成13年の復興状況の御視察、震災から10年ごとの節目の追悼式典御臨席のため、被災地を行幸啓されている。


皇太子同妃時の天皇皇后両陛下は、外国訪問の予定を切り上げ、被災地を訪問されたほか、震災から1、5、15年の追悼式典に御臨席されている。


神戸の総鎮守である生田神社は、阪神・淡路大震災で拝殿の屋根が倒壊するなど大きな被害が出た。



生田神社(筆者撮影)


上皇陛下は、造営復興遷座奉祝祭で幣帛料を御下賜されており、その後も、10年ごとの節目に兵庫県を行幸された折には、幣饌料を御下賜されている。



天皇陛下(現上皇陛下)による幣饌料の立札(筆者撮影)


神戸市役所に隣接する公園「東遊園地」には、阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する「慰霊と復興のモニュメント」とともに、上皇后陛下の歌碑「皇后陛下御歌」がある。



阪神・淡路大震災 慰霊と復興のモニュメント(筆者撮影)



1.17 希望の灯かり(筆者撮影)


 笑み交わし やがて涙のわきいづる

  復興なりし 街を行きつつ


この御歌は、平成18年の歌会始において、神戸の市街地を御視察された皇后陛下が、街で出会う人々と笑みを交わし、復興の喜びを分かち合われながらも、それぞれの人が越えてきた苦難を思い涙ぐまれた記憶を詠まれたものです。



上皇后陛下の歌碑「皇后陛下御歌」(筆者撮影)


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後七日御修法

2025-01-18 16:13:50 | 日記

1月14日、京都市南区の東寺(教王護国寺)で鎮護国家や玉体安穏を祈願する「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」の結願上堂が行われ、天皇陛下の勅使も参向し、献香が執り行われた。

後七日御修法は、真言宗最高の密教儀式で、天皇陛下がお召しになられる御衣を加持する。



東寺・頂院= 筆者撮影


今年は、高野山金剛峯寺座主の長谷部真道猊下が大阿闍梨を勤め、胎蔵界曼荼羅の前で厳修された。



法要が営まれる頂院へ続く道= 筆者撮影


午前10時、真言宗の各派総大本山の高僧ら15人の高僧が本坊を出発。それぞれ大きな朱傘を差し掛けられながら、境内を静かに歩いて法要を営む頂院に入った。



潅頂院に入る真言宗の各派総大本山の高僧= 筆者撮影


午前11時過ぎ、勅使の石原秀樹京都事務所長と随員が正装姿で到着。一旦、勅使供応の場として使われる小子房に入られた後、11時20頃、法要が営まれている頂院に向かわれた。



法要が営まれている潅頂院へと向かう勅使= 筆者撮影


11時45分頃、御加持を終えた御衣は、弘法大師を祀る御影堂に奉安され、奉還される



御加持をした御衣を頂院から御影堂へ奉送= 筆者撮影



御影堂にて唐櫃より取り出された御衣= 筆者撮影


後七日御修法は、弘法大師空海の進言により、承和元年(834年)に宮中(内裏)真言院で営まれたのが始まりで、明治以降は1月8日〜14日に東寺(教王護国寺)頂院で行われている。



潅頂院南側(三昧耶戒場)= 筆者撮影


御修法の様子は非公開だが、結願後は後拝みとして、午後12時30分頃より、修法の香煙が立ち込める頂院が公開され、天皇陛下の念持仏として清涼殿の次の間にお祀りされた二間観世音菩薩の守護札が参拝者に授与される。



御修法で使用された仏具の一部= 筆者撮影


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