一気に年を取る人たち

技術：横山です。

年が変わってから2か月以上経ちましたが、今年もあまり映画を観に行っていません。

そんな中注目しているのが2001年から続いているカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズの最新作「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」で本当なら昨年公開される予定でしたが他の多くの映画同様新型コロナウィルスの影響で公開が延びてしまい現在は2021年6月25日に全米公開という事になっていますが、日本での公開日は未定のままです。できればアメリカからそう遅れないうちに公開してほしい物です。

そんな本作ではシリーズ第3弾「TOKYOドリフト」の主人公ショーンが登場し本格的にメインに絡んでくるようです。（第7作スカイミッションにも登場しますがホンの数分で今迄どういう意味なのか良く解らなかった3作目のエンディングのシーンを回収した感じ）第3作の「TOKYOドリフト」はシリーズ中最大の異色作で3作目にしてそれまでの登場人物が誰も出てこない（最後の最後で1作目の主人公が死んだ仲間の親友と言う触れ込みで出てくるだけ）、舞台がTOKYOで主要人物が高校生とシリーズ中では最も若い（俳優の関係で十代には見えないけど）等シリーズの他作品と比べるとかなり浮いているのですが、劇中の珍妙な日本の描写など何とも言えない魅力があるのも間違いない怪作だと思います。

因みにシリーズの時系列では第6作から第7作の間に第3作が入り第7作目の途中で第3作のラストシーンが再現されているのですが、劇中での時間の流れはともかく現実では10年以上の月日が流れている為シーンが切り替わると一気に年を取るという面白いシーンがありますので興味のある方は最新作の前の予習としてご覧になられては如何でしょうか？