のりのりの新ブログ

人間生活におけるしくみの有り様や楽しい体験を気ままにつづるブログです。

日帰り登山の脅威

2008-07-19 13:46:32 | インポート
 1996年、山登りを会社の同好会に参加したのがきっかけで、あちこち登るように
なつた。近くの鈴鹿や美濃の山々の他に日本百名山にも25座挑戦した。
始めた頃はとても辛かった。御嶽山に夜間登った時、足がなかなか前に進まず5分おきに
休憩をとった。しかしご来光を仰ぐことができ、とても気持ちが良かった。大自然に触れ、
山登りを続ける事になった。そして7月から9月の間であれば案外日帰り登山はできる
ものだと計画しては制覇してきた。日の出と共に登り始めれば富士山だって,北岳だって
日帰りは可能。ただし体力があれば。もちろん登山前の仮眠は必要。アプローチの長い
塩見岳は5時から19時まで14時間かかった。
無理せず奥穂高や槍ヶ岳は泊まりとなるであろう。


山登りは進路を定め頂上を極める達成感もあれば自然や人とのふれあいもある。
またストレス解消にも良い。費用があまりかからない足腰を強くするスポーツでもある。

道に迷った時、マークのある分岐点まで戻る事にしている。
そのまま進むと遭難してしまう恐れがあるからだ。先達の踏みあとやマーキングが必ず
見つかるものだ。これは判断力が磨かれ自分を成長させてくれるのではないかと思う。

山登りは人生にたとえられる。いくつもの山,川,谷を乗り越え頂上に辿り着くもの
だから。四季折々の音,風,気温を体感しながら,動植物とも接する。石畳の苔などは
歴史を感じる。滝や池を発見するとすがすがしい気持ちになる。見知らぬ人とも自然に
挨拶するようになる。

めっちゃすごい方言

2008-07-19 11:53:50 | インポート
 「がばいばあちゃん」の「がばい」とは「すごい」という意味らしい。
現代っ子の間では「めっちゃ」がよく使われる。少し前では「」‥。
私の住んでいるいなべ地方では「がとうな」とか「がとうに」という表現をしている。
名古屋では「どえりゃー」という事かもしれない。
その他に「まか不思議」というように仏語として偉大な事としても使われている地方もあるようだ。

年配の方の会話の中に方言が多く、何をいっているのかわからない時がある。
どんな漢字を書くのだろうと想いをめぐらし確認してみると、けっこう面白い。

例)「でんど」‥風当たり,障害物が無い。周りに家が無い。
  「田戸」と当字してみると田んぼの中の一軒家で、なるほどと思う。

土壁のLAN配線

2008-07-19 11:40:02 | インポート
 最近の家屋は土壁が減ってきており壁内の配線はし易くなっている。しかし、湿気や耐震を
考慮し自然が見直され土壁の場合もあるのでLAN配線においては特別な配慮が必要になる。

電気配線は建築中、仮に釘が刺さって漏電していてもチェッカーにて容易に判別できるので
露出でも構わない。
しかし、LANケーブルは電話線と同じように信号線であり内部の配線を守る為にCD管等に
より保護するとよい。

柱の太さにもよるが4寸柱(約120ミリ)の場合、貫板を15ミリとすると荒壁の厚さは
片側約40ミリ程度の為LANケーブル配管は壁内に埋め込む必要がある。
つまり、工事のタイミングとして、竹と紐によるえつり完了後、荒壁塗り前のわずかの間に配管
をしておく必要がある。よって日程計画と実施状況は良く掴んでおくようにする。

配管の曲がり部分は梁等へしっかり止めておかないと、ケーブルを通す際に配管が引っ張
られ急角度になって線が通りにくくなるので3点で止めると良い。
配線は天井,床,壁が出来上がってきた頃に通すので人の手は届かず、配管の見直しや
やり直しはできないから特に注意を要する。

LANの高速化によってUTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブル,モジュラージャック,
HUB等は進化しており、ギガ対応の工事が進んでいる。今後のケーブル張替えも考慮に入れて
おく必要がある。

田舎の地上デジタル化

2008-07-19 11:06:39 | インポート
 2011年7月テレビのアナログ放送終了に伴い、東員町地区の地上デジタル化の対応に
ついて調査したので報告する。新築の際の参考になれば‥。

まず東員町は受信可能エリアから外れている(社団法人デジタル放送推進協会のHP参照)
が、安定した受信が得られるのだろうか。デジタル放送は送電線等による電波障害は無い
ので各家でアンテナ設置をすれば受信できると言われている。それだけに今後中継局を設け
受信地拡大を早期着工していただきたいものである。よって新築した家屋は現時点ではアン
テナ設置は見送らざるを得ない。たまたま感度が良くて視聴ができたとしても各家でのアン
テナ設置は美観を損ねる。

現在東員町ではアナログ放送の電波障害補償としてテレビ共同受信施設を中部電力株式
会社様の設置により利用している。しかし、これがデジタル化により、このままでは視聴する事
ができなくなる。そこでケーブルテレビの株式会社ラッキータウンテレビ様は、この同軸ケーブ
ルを流用してデジタル放送を提供する事になった。もう少し詳しく言うとラッキータウンテレビ様
は受信アンテナから光変換機まで,そこから各家庭への伝送までを中部電力株式会社様と
協力関係にある株式会社シーテック様が受け持つ事になったのである。ただし、新築の家屋
はケーブル接続の工事費48,300円の負担が生じる事となる。

これによりデジタル視聴の契約をラッキータウン様と契約するのである。契約には地上,BS
デジタルで初期費用が9,800円,利用料金15,200円/年であり、多チャンネル契約のキャンペ
ーンや2台目以降の割引が考慮されている。また、テレビだけでなくip電話やインターネットも
利用できるようになっている。しかし工事費や初期費用および月々の利用料はNTTの光サー
ビス等と比較してみる必要がある。目的に応じて通信環境やキャンペーンをうまく活用しコスト
パフォーマンスを上げられるよう導入の選択をするとよい。

上げ馬神事の行方

2008-07-19 10:10:21 | インポート
 東員町北・南両大社地域において毎年4月上旬の土日に上げ馬神事が行われている。
鎌倉時代から伝統あるお祭りとして猪名部神社境内にて実施されている。
過去に動物虐待との批判もあったが最近は改善され、事故のない運営が存続されている。
しかし、この上げ馬神事も地元ではいろいろな問題をかかえ存続が成立つのか心配がある。

特に昨今の少子化により乗り子(旗手)がいなくなるのではないかという心配である。
乗り子は従来当自治会の高校生男子1,2年生で、まだ乗っていない者2名が神前での
神籤(みくじ)という儀式によって選ばれてきた。たとえば北大社地区では平成20年度は
3名の中から,平成21年度は2名の中から,平成22年度は対象者ゼロという危機に直面
している。

祭り1ヶ月前から早朝練習が始まるが故障により乗れなくなった場合は昨年までに乗った
者が代役を務める事になる。練習中はヘルメットをしているが、祭り本番では花笠である。
落馬して石垣にぶつけたり、馬に蹴られたり、勢いのある馬に噛み付かれる事もある。
馬の提供者を増やし馬を選べるようにしたり、鞍の締め付けや花笠作りを教育したりしている
が引き継ぎは難しい。そして袴,帯の装束を修理・購入する業者も近くに無い。

祭り開催に向けて準備や本番を取り仕切る『祭礼』は自治会全戸より推薦され選抜される。
構成員10名で任期2年、毎年5名が入れ替わる。祭りは祭礼を始め神社氏子や馬主,自治会
役員、中老等によって開催される。準備においては張り馬屋,乗り子乗口,壁を駆け上がる
坂築(さかつき),杭打ち・竹・縄等による馬場造り,そして見学用の桟敷が競売される。
これらは手間のかかる作業だけに少しづつ合理化をしている。後片付けや崖崩れ整備も
ばかにならない。また警察や消防団なども連携して協力いただいている。

最近、文化財として補助や観光協会の支援によりさらに祭りを盛り上げようとする動きが
あるが住民高齢化,少子化の中で、どんな方向に進んでいくのか大変な時期にきている。