あいねの本棚から、レイチェル・カーソン“沈黙の春”川口由一“妙なる畑に立ちて”。いね

2011年05月06日 | あいね 谷町9町目店
 結婚して間もない頃、有吉佐和子さんの複合汚染を読んで環境について考えるきっかけとなりました、合成洗剤を使わないことや無農薬や無化学肥料の野菜や米や無添加のものを食べるなど自分の暮らしの中でそういうものを選ぶという選択をしてきました。レイチェルカーソンの“沈黙の春”にも大いに啓発されました。

53歳でフェアトレード・ショップを始めて間もない頃、川口由一さんの著書“妙なる畑に立ちて”に出会いました。一気に引き込まれて読みました。
お店を始めたばかりで川口さんがご指導されている赤目自然農塾に参加することができませんでした。

そして思いかなって、やっと2006年6月10日、赤目自然農場塾へ行くことができたのです、見学させていただきたいと思い参加させていただいたのですが、田、畑、大地、自然は私の日常から遠いところにあり、土すら私の事として、触れることのない生活をずっとしてきました、それがなんと田植えまですることができたのです、“私の米づくり”としてです、感動しました.
 赤目自然農塾の空間に我が身を置いた時、(私はずっと空の上のほうから鳥観図のようにそれを見ました)このようなところが本当にあるのか、時空を超え、時代が江戸であれもっとさかのぼった時代であっても、ここが赤目でなくベトナムのどこかの場所であったとしても人として変わらぬ営みが見え、身に纏うものもヘアスタイルも時空を越え自然で、特に川口さんはそのようなお姿に見えます、映画監督の黒澤さんに見せたいと思いました、映画のセットで作ったりせずとも映画の『夢』のシーンのような世界が作り物でなく、実際にあるのだ!!
永遠の自然
不変の自然 
おおいなる自然
清らかで澄みきった学びの場
川口さんはじめスタッフの皆様が学びに来られる方々のため、一途に献身的に整え準備して下さっていますおかげです本当にありがたく感謝申し上げます。
明日と明後日は赤目自然農塾の5月の学びの日です。いね

最新の画像もっと見る

コメントを投稿