奄美自然観察記

高のフィールドより

高さ3mほどの木の上にいた  アマミハナサキガエル

2024-10-19 17:01:18 | 両生類

朝からよく晴れました。この間(10/14)のことですが、森の中でスダジイの高さ3mほどのところに、アマミハナサキガエルがいました。下から見上げると、口の先端が結構尖っていることが判ります。その先端付近に鼻があるので、この名前が付いているようです。少し後ろの小高い所から望遠で写してみると(写真3枚目)洞のようになっているので、少し水が溜まっているのかもわかりません。これまでも木の上にいるアマミハナサキガエルは何度か観ていますが、もしかしたらヘビなどの捕食者から身を守る意味もあるのかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら、むる晴れぃりょうたが。こねだ(10/14)ぬくとぅっだりょんば、山ぬ中ぬシイギィぬ、たあさ3mべりぬどろじ、ビッキャ(アマミハナサキガエル)ぬうりょうたっと。しゃーらにいあげぇれぃば、口ぬ先ぬて~げ尖がとぅんくぅとぅぬ判りょっか。うん先ぼてぇじ鼻ぬあんかな、くぅん名ぬ付ちゅんあんぶぇだりょっと。なありくぅしぬたあさんどろら望遠し写しにしゃっとぅ(写真3枚目)ガマにしなとぅんかな、なありむぅじぬ溜まとぅんかもわからんが。なまあれぃもきぃぬうーじうんアマミハナサキガエルや何くゎいかにしゅりょんじゃが、やたちしハブんきゃにかまらんんいし、どぅぬ身ば守りゅん意味だかあんかもわからんど。

 

 

 


オットンガルの卵や幼生を捕食  シリケンイモリ

2024-08-04 17:17:47 | 両生類

今日は最高気温35度と猛暑日でした。毎年オットンガエルの産卵が観られる林道脇の水溜りで、直径ほぼ30cmほどの円形に浅く掘られえたようなオットンガエルの産卵跡を観てみると、2匹のシリケンイモリが入っていて、何度も卵や卵から生まれたばかりの幼生を捕食していました。生まれたばかりの幼生は、まだ素早い動きが出来ないようです。こうしたことは毎年繰り返されているのですが、シリケンイモリの棲みやすい場所が、オットンガエルのオタマジャクシなども棲みやすい場所なので、捕食されても少しでも多くの幼生が生き残れるように、数千個にも及ぶたくさんの卵を産み付けるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや最高気温35度ち猛暑日なりょうたが。毎とぅしオットンビッキャぬ産だん卵ぬにゃあれぃん林道ぶちぬむぅじ溜りじ、直径やて~げ30cmべりぬ丸かし浅かふらったんオットンビッキャぬ産卵跡ばにしにしゃっとぅ、たあちぬジョウジンブラぬほっちゅてぃ、何くゎいも卵んきゃ卵らまぁれぃすぐぬくゎっくゎば、かどぅりょうたっと。まぁれぃてぃすぐぬくゎっくゎや、まだふぇっさどぅげきらんあんぶぇだりょっと。かしゅんくぅとぅや毎とぅし繰り返さっとぅりょんじゃが、ショウジンブラぬ棲みやっさんどろや、オットンビッキャぬタンビルんきゃだか棲みやっさんどろかな、かまってぃんも、なありでんふうさぬくゎっくゎぬ生き残れぇんにし、数千個ちもなりゅんいっぱいぬ卵ば産みちきりょんにし、しゅりゅりょっか。

 


クワズイモになりたい??  アマミハナサキガエル

2024-07-19 16:48:19 | 両生類

今日も早朝から太陽が照り付け、最高気温34度まで上がりました。まだ薄暗い林道脇に一条の光が差し込み、植物の説明板「クワズイモ」にちゃっかり乗っかっていたのは、アマミハナサキガエルでした。アマミイシカワガエル同様、意外と木の枝など高い所にいることも時々見かけます。この夏の暑さは、水場のほかにこうした少し高いところも涼しくて快適なのかもしれません。カエルたちにとっては、このような人工物も、石ころや木の枝などと同様ただの物体でしかなく、まさか「クワズイモ」の文字が読めて、ここにいるというわけではなさそうです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまふぇっさら、てぃだんぬ照りはっち、最高気温34度がれぃ上がりょうたが。まだ薄暗かん林道ぶちじ、ちゅたばぬひきゃりぬ差しくぅでぃ、植物ぬ説明板「クワズイモ」ち、いいしたんむんにし乗てぃうたんや、アマミハナサキガエルだりょうた。アマミイシカワガエルとぅ同っじ、思いぬほかきぃぬうーんきゃ、たあさんどろじうんくとぅも、とぅきどぅきにゃあれぃっと。くぅん夏ぬあちさや、むずぃ場ぬほかぬかしゃんだっか、なありたあさんどろも、すぃだ~さあてぃ気持ちいちゃんかもわからんど。ビッキャんきゃにや、かしゅんちゅぬ作たんむんあてぃも、石ころっきゃきぃぬ枝んきゃとぅ同じ、ただぬむんあてぃ、ばっくらし「クワズイモ」ぬ字ぬ読まって、くぅまなんてぃうんちいゅんわけやあなんだろ。

 


帰り際、いきなり「ヒューッ!」と鳴く

2024-03-26 20:05:59 | 両生類

知り合いと森の中の沢沿いを下って行くと、小さな滝のそばのコケの生えた岩に、1匹の結構大きなアマミイシカワガエルがいました(写真1枚目).慎重にそぉ~っと近づいて、撮影することが出来ました。撮影した後帰り始めると、いきなり「ヒュー!」っと鳴きました。気を取り直して、再びしばらく待っていたのですが、そのあとは全然鳴きませんでした。まだ繁殖期が続いているようです。

 

5前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

しちゅうちゅんきゃとぅ山ぬ中ぬさわぶちば、下てぃ行じゃっとっ、いなさん滝ぬぶちぬヌリぬむぇとぅん石ぬうーじ、ちいちぬて~げだいばんしゅんどっころアマミイシカワガエルぬうりょうたっと(写真1枚目).よおぉ~りっくゎ近ゆてぃ、写真ば写しゅんくとぅぬ出けりょうたが。写し終わてぃ帰ろぅっちしゃっとぅ、あっただんま「ヒュー!」っち鳴ききょうたっと。あげぇ、なぁいっくゎい、いっとぅき待ちゅたんば、うんあとや全然鳴きょうらんたっと。まだ繁殖期ぬ続しゅんあんぶぇだりょっと。

 


ほぼ2年ぶりに確認  イボイモリ

2024-01-20 18:36:45 | 両生類

朝から小雨模様で気温18度と、風もほとんどなく生暖かい。森の中で苔の生えた法面でキノコの写真を撮っていると、足元にイボイモリがいてちょっとびっくり、危うく踏むところでした。以前イボイモリを観たのがほぼ2年前のことで、久しぶりのうれしい出会いでした。じっとしていたので、ゆっくりと撮影することが出来ました。イボイモリはシリケンイモリと違い、おなかは黒くて趾や手のひらはオレンジ色をしていて、顔のアップは少し怖い顔ですが、ゆっくりと動くさまは、まさにおとなしくてかわいらしい生きものです。

 

5年前の今日   10年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら小雨模様あてぃ気温18度ち、かじやて~げねんてぃ生温さりょっと。山ぬ中ぬぬりぬむぇーとぅん法面じナバぬ写真ば写しゅたっとぅ、はぎんしゃーじイボイモリぬうてぃ、なありうどぅるっきょたっと、あぶねんはぎぃしくみゅんどろだりょうたっと。前イボイモリばにしゃんがて~げ2年前ぬくとぅあてぃ、まれぃまれぃぬほおらっしゃんおおいかただりょうたっと。よおりっくゎしゅたんかな、よおりよおり写真ば写しゅんくとぅぬ、でけりょうたっと。イボイモリやショウジンブラ「とぅ違てぃ、わたぬくるかしゅてぃ、はぎぬいゅぶぃんきゃ手ぃぬひらや橙色しゅてぃ、顔ばだいばんしにいいば、なありうとぅろぅさん顔しゅりょんじゃが、よおりよおりどげん格好や、むるうとぅなっしゃしゅてぃ、もぞっさん生きむんだりょっと。

 


木の洞で日向ぼっこ?  アマミイシカワガエル

2023-12-15 18:10:37 | 両生類

朝からよく晴れ暖かく、昼頃は気温26度と、またまた夏日です。森の中を歩いていると、大きなイスノキの洞の中で、以前観たことのあるアマミイシカワガエルがいました。折しもちょうど太陽の光が当たっていて、日向ぼっこしているようにも見えました。洞は地上から約6mほどの高さの所にあり、アマミイシカワガエルは木登りも上手なようです。少し近づいて行ったら、結構大きな個体で、こちら方をじっとみていて、ちょっと不機嫌そうにも見えたので、そっとその場を去りました(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまらむる晴れぃて温さぬ、ひなま頃や気温26度ち、また夏日だりょっと。山ぬ中ばあっちゅたっとぅ、だいばんしゅんユスィぬがまぬ中じ、前にしゃんくとぅぬあんビッキャ(アマミイシカワガエル)ぬうりょうたっと。うんどろちちょうどてぃだんぬひきゃりぬ当たとぅてぃ、やすもいかたしゅんにしも、にゃあたっと。がまや地らて~げ6mべりぬたあさぬどろじあてぃ、くんビッキャ(アマミイシカワガエル)やきぃ登りだか上手なあんぶぇじゃ。なあり近ゆてぃ行じゃっとぅ、て~げだいばんしゅんむんあてぃ、くぅまばじぃいちにしゅてぃ、なありよっすわっさにしもにゃあたんかな、よおりっくゎうんどろら、うっくひっち行きょうたっと(写真3枚目)。

 


コケでカムフラージュ  アマミイシカワガエル

2023-07-19 17:45:54 | 両生類

一日中ほぼ晴れ、暑さの続く毎日です。昨日森の中で、久しぶりに苔の生えた木の幹にいるアマミイシカワガエルを観ました。苔と同じような体の色合いから、よく観ないとなかなか気づきにくい。そぉ~っと近づけば、カムフラージュに自信があるのか、ほとんど動かずにじっとしています。写真を撮る側には好都合ですが、あまり脅かすのもよくないので、早めに写真を撮って再びそぉ~っと離れます。今朝は、林道脇の苔の生えたコンクリート壁の水抜きパイプにいる2匹(親子?)の姿も観られました(写真4枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中て~げ晴れぃてぃ、あちさぬ続きゅん毎日だりょっと。きぬ山ぬ中じ、まれぃまれぃヌリぬむぇ~たんきぃぬしんじうんビッキャ(アマミイシカワガエル)ば、にょうたっと。ヌリとぅ同じにししゅん、どぅうぬ色しゅんかな、ゆんまにゃんば、なかなかわかりぐるかりょっと。よおりっくゎ近ゆれぃば、カムフラージュち自信ぬあてぃがぬ、て~げよおりっくゎしゅりょっと。写真ば写しゅん側にや都合ぬいっちゃりょんば、あんまし、うどぅるっかしゅんだかいかんかな、ふぇっさ写真ば写し、またよおりっくゎ離れぇっと。きゅうひかんまや、林道ぶちぬヌリぬむぇ~たんコンクリート壁ぬ水抜きパイプじうんたあち(うやっくゎ?)だか、にゅんくとぅぬでけりょうたっとの姿も観られました(写真4枚目)。

 


木の洞から顔を出していた  アマミイシカワガエル

2023-04-25 18:59:33 | 両生類

朝は少し小雨模様でしたが、次第に雨は止み曇り空となりました。久しぶりに訪れた森の中の木の洞から顔を出していたのは、アマミイシカワガエルでした。冬から春のかけて繁殖するようですが、近くには沢もあるので、繁殖が終わって木の洞に戻ってきたのかもしれません。森に入るとき観てから、約5時間後に帰るときも同じように顔を出していました。しばらく写真を撮っていると、顔を引っ込めて警戒するように身を伏せた(写真3枚目)ので、その場を離れました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまや、なあり小雨模様だりょうたんじゃが、だんだんあむぃや止でぃ曇りちなりょうたが。まれぃまれぃしちゃん山ぬ中ぬきぃぬがまら、顔ばいじゃしゅたんや、ビッキャ(アマミイシカワガエル)だりょうたっと。冬ら春がれぃ、卵なししゅんにししゅりょんじゃが、近さじこらだかありょんかな、卵なしぬ終わてぃ、きぃぬがまち戻てぃっちゃんかもしれらんど。山ちほっきゅんとぅにしっから、て~げ5時間あと帰りゅんとぅきだか同じにし、顔ばいじゃしゅりょうたっと。いっとぅき写真ば写しゅりょうたっとぅ、顔ば引っ込むぃてぃ、うりゅっちゃんにし、どぅうば低むぃた(写真3枚目)んかな、うんどろら離れりょうたっと。

 


川底に産み付けられていた卵塊  アマミハナサキガエル

2022-12-15 17:38:36 | 両生類

今日は時々晴れつつも、ほぼ一日中曇り空でした。森の中の沢の少し淀んでいるような場所で、川底に産み付けられているたくさんの卵塊を観ました。この場所は、アマミハナサキガエルが集まっているところを観た場所であり、近くでは今年の3月にも卵塊を観たことがあります。川底に50個~100個程度の卵塊が数か所にあり、流されたのか水面近くに打ち上げられたような卵塊(写真3枚目)もいくつか観られました。すぐすぐ行けるような場所でもなく継続的に観察できないのが残念ですが、たくさんのオタマジャクシが生まれてほしいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、とぅきどぅき晴れぃたんじゃが、て~げ一日中曇りだりょうた。山ぬ中ぬこらぬなありよどどぅんどろじ、こらんしゃーち産みちきらったんいっぱいぬ卵ばにょうたっと。くんどろや、ビッキャ(アマミハナサキガエル)ぬ集まとぅんどろばにしゃんくとぅぬあんどろあてぃ、くぅとぅしぬ3月じだか卵ばにしゃんくとぅぬありょっと。こらんしゃーち50ら100べりぬ卵ぬ集まりぬいくちかじあてぃ、流さってぃがぬ、むじぬうー近さち打っちあがらったんにししゅん卵ぬ集まり(写真3枚目)だか、いくちかにゃったっと。すぐすぐ行きゃれぃんどろやあなんかな、続けてぃにゃあらんが残念だりょんば、いっぱいぬタンビルぬ、んまぁれぃてぃほしゃんむんだりょっと。

 


オットンガエルの卵などを捕食  シリケンイモリ

2022-08-01 17:22:08 | 両生類

今日から8月ですね。昨日沖縄近海で発生した台風6号は、東シナ海側を足早に北上し、今日午前中は時折雨が降っていましたが、午後からは次第に回復してきました。先月23日に南部の林道脇で見つけたオットンガエルの卵(写真1枚目)は、27日には卵からたくさんのオタマジャクシ(幼生)が生まれていました(写真2枚目)。そして昨日はそこに10匹ほどのシリケンイモリがいて、ゼリー状のものを食べていました。卵は大半がすでに孵化していたので、それほど影響はないのかもしれません。

 

10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら8月さりょうりや。きぬ沖縄近さぬうんじでけたんてーふ6号や、東シナ海側ばにし方ちさっさいじ、きゅうひかんまや、とぅきどぅきあむぃぬ降とぅりょうたんば、ひんまらやだんだんいちゃん天気なてぃきょうたが。むぇーぬ月23日、ふぇ方ぬ林道脇じにっきたんオットンビッキャぬ卵(写真1枚目)や、27日にや卵らいっぱいぬタンビル(幼生)ぬまぁれぃろぅりょうたっと(写真2枚目)。うがししきぬや、うまじとぅうべりぬジョウジンブラぬうてぃ、ぬるぬるしゅんむんば、かどぅりょうたっと。卵やてーげきっさタンビルなとぅりょうたんかな、あんまりきゃんねんかもわからんど。

 


たくさんの乳白色の卵  アマミハナサキガエル

2022-03-25 18:22:57 | 両生類

林道脇から見えるちょっとした滝の上流側の浅瀬で、アマミハナサキガエルのたくさんの卵を見る機会がありました。これまで大雨などで上流側から流されてきた卵の一部を観たことはあったのですが、自然に産み付けられている卵は初めて観ました。乳白色の卵を包んでいるゼリー状のものが、泥分などが付着して少し汚れているところから、産み付けられて数日ほどは経っているものと思われます。アマミハナサキガエルは集団で産卵するので、ここでは卵は全部でおおよそ3000個ほどはあるようです。たくさんのオタマジャクシが生まれるといいですね。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

林道ぶちらにゃあれぃん、いなさん滝ぬうー側ぬ浅かんどろじ、ビッキャ(アマミハナサキガエル)ぬいっぱいぬ卵ば、にゅんくとぅぬでけりょうたっと。なまがれぃ、ううあむぃし、こらぬうー側ら流さってぃちゃんいくちかぬ卵や、にしゃんくとぅぬありょうたんば、自然とぅ産みちきらったん卵や初むぃてぃにょうたっと。しるかん卵ばまっしゅんぬるぬるしゅんむんぬ、泥んきゃぬくっかてぃ、なありゆぐぅれぃとぅんかな、産みちきらったんや何日か経っちゅんむんち思われぃっと。アマミハナサキガエルやまぐんし卵ばうみゅんかな、くまじや卵や全部して~げ3000べりやあんにししゅりょっと。いっぱいタンビルぬ、まぁあれぃばいっちゃりょんじゃがや~。

 


早くも2か所で卵塊  アマミアオガエル

2022-01-28 23:36:33 | 両生類

今日は一日中、時折小雨が降り続く天気でした。奄美のほぼ中央部の林道脇で、早くもアマミアオガエルの白い泡の卵塊を見つけました(写真1枚目)。引き続き森の中の沢沿いで、再び同じように卵塊を観ました。こちらの方は、すでに卵が孵化し始めているのでしょう、卵塊が泥っと垂れ始めていました(写真2,3枚目)。通常なら3月頃からよく見かけるのですが、少し早い確認でした。そう言えば、いつの間にか里や森で「コロロロ~コロロロ~」というアマミアオガエルの鳴き声が聞こえ始めていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや一日中、とぅきどぅき小ぬ降り続きゅん天気だりょうた。島ぬて~げ真ん中ぬ林道ぶちじ、きっさオービッキャぬしるかんぶらぬ卵ばにっきりょうたっと(写真1枚目)。引き続し山ぬ中ぬこらんぶちじ、また同じにしゅんぶらぬ卵ばにょうたっと。くれぃや、きっさ卵らタンビルぬまぁれぃ始むぃとぅんにししゅてぃ、卵ぬ泥っち垂れぃ始むぃとぅりょうたっと(写真2,3枚目)。普通や3月頃らあまくぅまじにゅんじゃが、なありふぇっさにょうたっと。がし言いば、いちぬ間にか里んきゃ山じ「コロロロ~コロロロ~」ちいゅんオービッキャぬ鳴きぃぐぅいぬ聞っきゃれぃ始むぃとぅりょうたが。


久しぶりの出会い  イボイモリ

2021-12-24 18:13:30 | 両生類

今日も朝からほぼ一日中小雨模様でした。奄美市名瀬の近くの林道脇で、久しぶりにイボイモリを観ました。扁平な体ですが、横から見るとおなかが結構大きくなっているように見えます(写真2枚目)。冬から春にかけて産卵するようですので、もしかしたらすでにおなかに卵を持っていて、産卵のための水場を探しているのかもしれません。背にある肋骨のような突起の先端は橙色で、あごの付け根の所も橙色になっていました(写真2,3枚目)。顔をアップで観ると、恐竜を思わせる少し怖い顔つきに見えます(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまらてーげ一日中小雨模様だりょうた。奄美市名瀬近さぬ林道ぶちじ、まれまれイボイモリばにょうたが。平べったしゅんどぅうだりょんじゃが、横らにいばわたやて~げふうさなとぅんにし、にゃぁれいっと(写真2枚目)。冬ら春ちけぇ~てぃ卵ば産むゅんあんぶぇかな、やたちすぃれぃば、きっさわたぬ中じ卵ばむっちゅてぃ、産むゅんたむぇぬむぅずぃ場ば、とぅむぃかたしゅんかもわからんど。くしじあん肋骨にししゅんとうがりぬ先や橙色あてぃ、うぅとぅぐぇぬむとぅぬどろも橙色なとぅりょうたが(写真2,3枚目)。顔ばだいばんしにいば、恐竜にししゅん、なありうとぅるさん顔つきちにゃあれぃっと(写真3枚目)。

 

 


居場所の選択  アマミイシカワガエル&アマミハナサキガエル

2021-09-11 17:19:58 | 両生類

森の中を歩き、木の幹付近にいるカエル2種類を観ました。まずは自分の体の色と同化するような緑の苔の生えた木の幹でじっとしていたのは、アマミイシカワガエルでした(写真1枚目)。次に、シダの生えた木の幹にいたのはアマミハナサキガエルです(写真2,3枚目)。茶色タイプのアマミハナサキガエルですが、シダの葉で覆われ薄暗いところに隠れるようにじっとしていました。どちらもじっとしていると判りにくい場所です。昆虫類は、びっくりするぐらいカムフラージュ(擬態)の上手な種類がいますが、カエルの仲間もなかなかのものですね。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

山ぬ中ばあっち、きぃぬしんぼてぇじうんビッキャぬ、たあちぬしじょばにょうたっと。まずぃや、どぅぬ色とぅ同じにししゅん緑ぬぬりぬむぇーとぅんきぃぬしんじ、よおりっくゎしゅたんや、アマミイシカワガエルだりょうた(写真1枚目)。ちぎぃ、シダぬむぇとぅんきぃぬしんじうたんやアマミハナサキガエルだりょうた(写真2,3枚目)。茶色しゅんアマミハナサキガエルだりょんじゃが、シダぬ葉し覆わっとぅん薄暗かんどろち隠れぃんにし、よおりっくゎしゅりょうたが。たあちんとも、よおりっくゎしゅれぃば、判りぐるかんどろじうりょうたが。虫んきゃや、うどぅるっきゅんほど隠れぃ方(擬態)ぬ上手なしじょぬうりょんじゃが、ビッキャぬしじょだか、なかなかぬむんだりょうりや。


水抜きパイプの中で仲良く  アマミイシカワガエル

2021-08-20 23:15:30 | 両生類

朝からほぼ一日中晴れました。南部の林道脇のコンクリート壁の水抜きパイプの中にいるアマミイシカワガエルを観ました。よく観ると2匹いて、みるからに仲良く見えます。森の中では、木の洞の中などで見かけることも度々ありますが、こうしたコンクリート壁の水抜きパイプの中にいるのも、時々見かけることがあります。すでに繁殖期は過ぎているようですし、それほど大きな個体でもないので、2匹とも昨年生まれた個体かも知れません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら、たいがい一日中晴れぃりょうたが。ふぇ方ぬ林道ぶちぬコンクリート壁ぬ水抜きパイプぬ中じうんビッキャ(アマミイシカワガエル)ばにょうたっと。ゆんまにいばたあちうてぃ、むる仲いっちゃにゃあれぃっと。山ぬ中じや、きぃぬがまぬ中んきゃじにゅんくとぅも、とぅきどぅきありょんじゃが、かしゃんコンクリート壁ぬ水抜きパイプぬ中じうんだか、とぅきどぅきにゅんくとぅぬありょっと。きっさ卵んきゅみゅん時期や過ぎとぅてぃ、うがしがれぃふうさんむんがれぃもありょうらんかな、たあちんとも、くぅずぃまぁれぃたんむんかも知れぃらんど。