きょうはの写真は、「夜明け」の風景、情景の一枚を。
「風景と情景」という言葉をよく使う。
ちなみに、英語だとどちらも「ＳＣＥＮＥ」になるようだ。
「風景」と「情景」を同じ単語「ＳＣＥＮＥ」でどのように使い分けているんだろう？
そんなことを思ったことがある。
ま、いいや。
この写真は横浜港からの日の出や夜明けの空の写真を撮ろうと、
日の出待ちをしていたときに、
ふと陸地（街の方に）目をやると、
人気が無くて、車も通らず、
なんともいい感じに静か過ぎてちょっと不気味なくらいな感じというか雰囲気だった。
ほとんどの人はまだ眠りの中で、街がせわしなく動き出すまでまだしばらく時間がかかる、
そんな時間帯だった。
「言葉」というより「感情」や「感覚」のようなモノが頭の中をかけめぐって、
「思い」のようなモノがカタチになりそうだった。
だけど、その心の中のモノを記すとか残すとか記録することが出来ず、
手元にあるのはいつも撮った写真だけになる。
いつもそうだ。
風景を撮ることで「情景」を撮ろうとしている。
それは自分の心情、そして観てくれる人が感じたり思ったりする心情の写真。
そういう情景の写真を撮りたいと思っている。
自分としては撮れているなってときもあるが、
観てくれる人たちは果たしてどうだろう。
ま、気にしても始まらない。
思うがままに、感じたままに撮るしかない。
思うがままに、感じるがままに観てもらえたら良いな。
：：：：： お知らせ ：：：：：
懸案となっております横須賀市浦賀のカフェにて
6月1日から開催予定の写真展「二人展」ですが、
正式なお知らせと詳細は後日になりますが、
一先ず、今夜の時点で、
作品展示の数や写真展の規模を縮小することとし、
具体的には店内の1階フロア内のみでの
展示ということでの開催を
関係者と話し合い決まりましたことを
お伝えいたします。
