長岡市の中心街を流れる柿川。
その川沿いにある行きつけ店でミュージシャン仲間の金子ひさしやその他の友人達と合流し、さらに新店へ移動。そこで偶然隣り合った英国人紳士2名との会話。
「ああ、錦鯉の買い付けに来たんだね?」
「その通り。なぜわかった?」
不思議がられたようだけど、案外当てるのはたやすい。
この町界隈にいる若年層の外国人は、ほとんどの場合、英会話講師だ。
だけどこれが中年の欧州人となると、たいてい錦鯉ディーラーか、さもなくば石油大手シランベルジュ関係者のどちらかだと経験的に知っているからだ。
英国人達はひさしと僕の関係に興味を持ったようだった。
問われて、同じバンドで活動しているのだと説明。
「バンド名は何?」
「バンド名、今はないんだ。」
「なぜ?」と怪訝そうな顔。
チビカブトスという名で活動していたけれど、この春に創設メンバーのひとり黒木雄一郎が長岡を離れ、彼が不在の間その名は名乗れない。
説明すると、納得してくれたようだ。
「じゃあNo Name Bandと名乗るといいよ。」
アドバイスをどうもありがとう。
でもそれ、ダサいっす。
家に戻ってから、世代というものについてしばし黙考。
すぐに連想したのはロスト・ジェネレーション(失われた世代)とそのこども世代のビートニク達とか、僕と同世代のニュー・ロスト・ジェネレーション(あらかじめ失われた世代)とかジェネレーションXとか。
でもこれらは主に欧米の文学を通しての切り口のいくつかであり、たとえば日本人の世代論としてはけっこうズレていたりもする。
いや、まてまて、世代で括ることがそもそも誰かのためになったりするんだろうか?
世の中のことが少しはわかった気になるだけかなぁ?
…などと考えながらネット検索などしていたのだが、ふと内田樹氏と平川克美氏の往復書簡がヒット。
これは知らなかった、我が意を得たり。
昨夜はその後この文章の下書きを書いていたせいで現在寝不足気味。
今日は早く眠ろう。
2005年に書かれたそのエントリーのタイトルは「悪い兄たちが帰ってきた」。
悪い兄たちが帰ってきた
その川沿いにある行きつけ店でミュージシャン仲間の金子ひさしやその他の友人達と合流し、さらに新店へ移動。そこで偶然隣り合った英国人紳士2名との会話。
「ああ、錦鯉の買い付けに来たんだね?」
「その通り。なぜわかった?」
不思議がられたようだけど、案外当てるのはたやすい。
この町界隈にいる若年層の外国人は、ほとんどの場合、英会話講師だ。
だけどこれが中年の欧州人となると、たいてい錦鯉ディーラーか、さもなくば石油大手シランベルジュ関係者のどちらかだと経験的に知っているからだ。
英国人達はひさしと僕の関係に興味を持ったようだった。
問われて、同じバンドで活動しているのだと説明。
「バンド名は何?」
「バンド名、今はないんだ。」
「なぜ?」と怪訝そうな顔。
チビカブトスという名で活動していたけれど、この春に創設メンバーのひとり黒木雄一郎が長岡を離れ、彼が不在の間その名は名乗れない。
説明すると、納得してくれたようだ。
「じゃあNo Name Bandと名乗るといいよ。」
アドバイスをどうもありがとう。
でもそれ、ダサいっす。
家に戻ってから、世代というものについてしばし黙考。
すぐに連想したのはロスト・ジェネレーション(失われた世代)とそのこども世代のビートニク達とか、僕と同世代のニュー・ロスト・ジェネレーション(あらかじめ失われた世代)とかジェネレーションXとか。
でもこれらは主に欧米の文学を通しての切り口のいくつかであり、たとえば日本人の世代論としてはけっこうズレていたりもする。
いや、まてまて、世代で括ることがそもそも誰かのためになったりするんだろうか?
世の中のことが少しはわかった気になるだけかなぁ?
…などと考えながらネット検索などしていたのだが、ふと内田樹氏と平川克美氏の往復書簡がヒット。
これは知らなかった、我が意を得たり。
昨夜はその後この文章の下書きを書いていたせいで現在寝不足気味。
今日は早く眠ろう。
2005年に書かれたそのエントリーのタイトルは「悪い兄たちが帰ってきた」。
悪い兄たちが帰ってきた