妻さんの手術と現状・・そのほかのこと－２

 

妻さんの食道がん手術翌日・・・。

 

 

個人的には全くお仕事どころではありませんが、会社の部下さん・・上司・・他部門の方・・そして海を越えてやり取りさせていただいているご関係者にはそんなことは全く関係のないこと。

 

 

家庭が火の車でも仕事はやってきますし、今後のこと考えると仕事（収入源）は大事にせにゃあかん・・！！

 

この日も朝から関内のコワーキングスペースでお仕事をしており、予定通りだと妻さんは午後にICU（集中治療室）から一般病棟に移る予定とのこと。

 

そしたら、午後2時くらいにLINEがきました！

 

 

 

 

※妻さんとのリアルLINEやり取りを公開するのはちょっと・・と言いますか、かなり恥ずかしいっす！！（笑）

 

しかし・・あんだけの大手術で、翌日の昼過ぎにはスマホでLINEができるんだったら大したものです！

（※ちなみに横浜市大市民総合医療センターは外来・病棟、全て無料の高速Wi-Fiが完備されています。）

 

妻さん・・あたりまえですが手術の結果が気になっていたようです。

 

 

『事前説明で聞いていた、最高のパターンでもないし最悪の事態でもなかったよ・・。』と返信しておきました。

 

事前説明での最高パターンとは、食道がんが浸潤しておらず、懸案の心臓との癒着もなく食道が外れて食道がんごと無事摘出できたケース。

 

事前説明の最悪パターンとは、手術で開腹して結果的に食道の周辺臓器にまで癌が浸潤し、何もできずにそのまま縫合して終了するケース

 

上記の2パターンは術前事前カンファレンスで聞いていました。

 

前回記事に記載した通りで、今回ケースは原発の食道がんは色々大変だったが摘出できた・・、、しかし、、どうやら心臓（心膜）と食道が癒着しており、癌の浸潤が疑われていること・・。

 

そうした事実から、最悪シナリオでもベストシナリオでもない結果だったよ・・と彼女に伝えました。

 

 

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そして、母の状態がとっても気になる長女（中３）と在宅勤務定時後に関内駅で待ち合わせしまして、浦舟町に向かいました。

 

 

もはや手慣れた面会手続きをして病室に向かうと、そこにはベッドのリクライニングを半分立てて、お産スタイルで苦しそうに鎮座されている妻さんがおりました・・。

 

 

最初見た時は・・・あ、・・結構まともかも・・だったんですが、チューブというか管がまだ7～８本体に刺さっており、誰がどうみても超重症患者ですね・・。

 

 

妻さん　　『っていうか、聞いてなかった・・・聞いてなかった・・・（怒）』

 

 

 

『あんなに痛いとは聞いてなかった！！（怒）』

 

 

だそうです・・・。

 

 

えっ？？だってオペは全身麻酔でしょ！？？って聞いたんですが、

 

 

『手術時は勿論意識はなかったわよっ！！　私が言ってるのは麻酔掛ける時ね麻酔！！◎△※§・・！！！！！』

 

 

『ぶっとい鉄の棒みたいのを背中2か所からガンガン撃ち込まれて、ホント痛くて死ぬかと思った！！（怒）！！』

 

 

『お産の時も痛かったけど、あの痛みは産んだら終わったけど、それがずーっと続いているんだよ！ヒドい！！』

 

 

 

『しかも！あの担当（女性）看護師！！許さん！！、術後処理で自分でもしないような場所を拭いてくれたんだけど！その時カーテンを開けっぱなしでやりやがって！！別の若いイケメン看護師が入って来て、思いっ切り（マン〇と〇ツ穴を）見られた！！コ〇ス！！（怒）』

 

 

キョトンとするワタクシと長女（中３）

 

 

妻さんってこんなに饒舌だっったけ？そしてこんなに愚痴っぽかったっけ？（笑）

 

勿論彼女的には・・とっても苦しくて、切実で・・ってのは判るんですが、その必死に愚痴っているのが面白くて少々笑ってしまいました。

 

昨夜・・かなり悲観的になって泣いたのが嘘のような妻さんの元気な姿を見て嬉しかった・・・。

 

 

『ゴメンごめん・・妻さん・・。申し訳ないけどちょっと笑った・・・。うん、・・大丈夫、今のところ、死に行く人の言葉とは思えないし、とっても元気そうで安心したよ。まずは手術の傷を治すのと体力を回復しよう！！』

 

 

 

つづく・・・。