6月13日土曜日に、鳥羽市内にある安楽島海水浴場にて、イベントがありました。
海のバリアフリー
みんなで海をのぞき見隊!?
(↑ところで、いつの間に、こんなキャッチコピーがついたの?)
と題して、安楽島小学校の生徒15名と、地元の障がい者との交流会を行いました。
これは、鳥羽市社会福祉協議会と地元でエコツアーを企画・運営する海島遊民くらぶという団体と、我々伊勢志摩バリアフリーツアーセンターとの協働事業です。
昨年7月に福祉体験教室として菅島で同様のイベントを行ったので、今回は2回目。
しかーし。昨年とは違い、格段にグレードUPした内容になりました。
グレードUP その1
砂浜でも走行可能な介助式車椅子 ランデーズ2台に加え
なんと、自走式車椅子 ヒッポキャンプ1台 が登場!
昨年は、志摩市が所有するランディーズを借りてのイベントでしたが、
今回は上記の3台を、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが日本財団の助成により購入。
ランディーズはよりコンパクトで、取り扱いも楽に。
そして、オシャレで乗り心地抜群のヒッポキャンプは、ナントおフランス製!
デザインも洗練されています。
この3台のスペシャル車椅子で、身体の不自由な方でも、砂浜や波打ち際まで行くことができるようになりました。
グレードUP その2
クリアカヌーで、鳥羽の海の潮風と、海の中まで満喫!
このクリアカヌーはその名の通り、本当に透明!
なんかハズカシイぐらい、丸見えなんです。
このクリアカヌーは、船ごと水中めがね状態なので、身を乗り出さなくても海の中を見ることが出来るという優れもの。
こちらは、海島遊民くらぶが地元のケーブルテレビ 株式会社アイティービーの協力により、3艇購入することができました。
今回のイベントはこんなスペシャルギアをフル活用しながら、
地元の障がい者と子供たちとで
ダイレクトに鳥羽の海を楽しんでもらおうという企画です。
当日の天候は、花曇。
風も無く波もおだやかで、絶好の海日よりとなりました。
安楽島小学校の子供たち15名は、他の参加者とは一足先の午前9時に安楽島海水浴場に集合。
障がい者との交流会の前に、クリアカヌーに乗って、ひと遊びしてもらうのが目的です。
でないと、海 カヌー を前に、お預けは、かわいそうですものね。
案の定、子供たちは大はしゃぎ。
砂浜に着くやいなや、浜や海で大いに遊んでいました。
皆さんも想像付くと思いますが、男の子はもちろん海水浴状態。
で、午前10時30分。十分に遊んだ?子供たちと、チェアウォーカー4名を含む地元障がい者7名が合流。
イベントを前に、趣旨説明や関係者の方々の挨拶。
子供たち、ガズ抜きのお陰で?みんなとって上手に話を聞くことが出来ました。
マスコミの方々も大勢取材に来てくださいました。
今回は参加者を3班に分けて、
①クリアカヌー体験
②ランディーズ、ヒッポキャンプ試乗&介助体験
③救命ロープ投げ演習
をそれぞれ30分ごとのローテーションで行いました。
クリアカヌーは、身体の不自由な方の人のために、座椅子(旅館の備品です)を設置。
ベルトや詰め物をした洗濯ネットを使い、身体の安定を図る工夫も。
シャワーチェアは鳥羽社協さんが持ってきてくださいました。
また、その道のプロでもある鳥羽社協のスタッフがお手伝いしながら、慎重にクリアカヌーに乗り込みます。
ランディーズ&ヒッポキャンプは、子供たちも興味深々。
こんな車椅子があれば、身体の不自由な人でも、海を楽しむことが出来るんだということを、感じてもらえたと思います。
そして、ちょっと地味だけど、意外と盛り上がったのが救命ロープ投げ。
巾着状の特別な袋に入ったロープを袋ごと対象者に投げると、
するするとロープを伸び、そのロープを掴むことで救出してもらうことができるという仕組みです。
海島遊民くらぶのメンバーは、この日のためにカヌーインストラクターの資格を取得。
とんでも無い方向に投げる子供や、「えいっ!」と勢いよく投げるのはいいけど、ロープの端を持っておかないと、引っ張りあげる事ができないんだけど・・・というご愛嬌も。
お昼の時間。
めひび丼飯と、海鮮味噌汁。そして、出汁巻き玉子。
浜で食べる昼食は格別でした。
昼食後はもう一つのアトラクション。
宝探しです。
車椅子の人がトレーを持って、子供たちと一緒に、それぞれ1つだけ、きれいな物を探します。
ほとんどの子供が、浜の石を拾っていましたが、
中にはくらげを持ってくる子供も。
くらげを陸に捨ててしまおうとする子に、「海に返してあげてね」とやさしく促す海島遊民くらぶのお姉さん。
自然を大切にする心も教えてくれました。
最後は全員で記念写真。
みんな良い笑顔です。
でも、我々ばりふりスタッフはくたくた。
日ごろはデスクワークですもの。
それに引き換え、元気なのが、海島遊民くらぶのメンバーと子供たち。
子供たちはイベントの後、またひとしきり海で遊んだ後、父兄の皆さんといっしょに浜掃除をしていました。
恐るべし、子供パワー。
でも、楽しかったなぁ。
今回のイベントは今後の運営についての調査事業でもありました。
今後、ランディーズやクリアカヌーを活用していくにあたり、
拠点となる海水浴場や、安全対策、貸し出しの有料・システム化などを考える足がかりとして参考にしていきます。
特にランディーズについては、
修学旅行生の中で、怪我をしたり身体の不自由な生徒が他の生徒と一緒に海でのプログラムを楽しむための貸し出も行っていく予定です。
ご興味のある方は、NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまでお問い合わせください。
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
TEL0599-21-0550
FAX0599-21-0585
E-mail iseshima@barifuri.com
URL http://www.barifuri.com
海のバリアフリー
みんなで海をのぞき見隊!?
(↑ところで、いつの間に、こんなキャッチコピーがついたの?)
と題して、安楽島小学校の生徒15名と、地元の障がい者との交流会を行いました。
これは、鳥羽市社会福祉協議会と地元でエコツアーを企画・運営する海島遊民くらぶという団体と、我々伊勢志摩バリアフリーツアーセンターとの協働事業です。
昨年7月に福祉体験教室として菅島で同様のイベントを行ったので、今回は2回目。
しかーし。昨年とは違い、格段にグレードUPした内容になりました。
グレードUP その1
砂浜でも走行可能な介助式車椅子 ランデーズ2台に加え
なんと、自走式車椅子 ヒッポキャンプ1台 が登場!
昨年は、志摩市が所有するランディーズを借りてのイベントでしたが、
今回は上記の3台を、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが日本財団の助成により購入。
ランディーズはよりコンパクトで、取り扱いも楽に。
そして、オシャレで乗り心地抜群のヒッポキャンプは、ナントおフランス製!
デザインも洗練されています。
この3台のスペシャル車椅子で、身体の不自由な方でも、砂浜や波打ち際まで行くことができるようになりました。
グレードUP その2
クリアカヌーで、鳥羽の海の潮風と、海の中まで満喫!
このクリアカヌーはその名の通り、本当に透明!
なんかハズカシイぐらい、丸見えなんです。
このクリアカヌーは、船ごと水中めがね状態なので、身を乗り出さなくても海の中を見ることが出来るという優れもの。
こちらは、海島遊民くらぶが地元のケーブルテレビ 株式会社アイティービーの協力により、3艇購入することができました。
今回のイベントはこんなスペシャルギアをフル活用しながら、
地元の障がい者と子供たちとで
ダイレクトに鳥羽の海を楽しんでもらおうという企画です。
当日の天候は、花曇。
風も無く波もおだやかで、絶好の海日よりとなりました。
安楽島小学校の子供たち15名は、他の参加者とは一足先の午前9時に安楽島海水浴場に集合。
障がい者との交流会の前に、クリアカヌーに乗って、ひと遊びしてもらうのが目的です。
でないと、海 カヌー を前に、お預けは、かわいそうですものね。
案の定、子供たちは大はしゃぎ。
砂浜に着くやいなや、浜や海で大いに遊んでいました。
皆さんも想像付くと思いますが、男の子はもちろん海水浴状態。
で、午前10時30分。十分に遊んだ?子供たちと、チェアウォーカー4名を含む地元障がい者7名が合流。
イベントを前に、趣旨説明や関係者の方々の挨拶。
子供たち、ガズ抜きのお陰で?みんなとって上手に話を聞くことが出来ました。
マスコミの方々も大勢取材に来てくださいました。
今回は参加者を3班に分けて、
①クリアカヌー体験
②ランディーズ、ヒッポキャンプ試乗&介助体験
③救命ロープ投げ演習
をそれぞれ30分ごとのローテーションで行いました。
クリアカヌーは、身体の不自由な方の人のために、座椅子(旅館の備品です)を設置。
ベルトや詰め物をした洗濯ネットを使い、身体の安定を図る工夫も。
シャワーチェアは鳥羽社協さんが持ってきてくださいました。
また、その道のプロでもある鳥羽社協のスタッフがお手伝いしながら、慎重にクリアカヌーに乗り込みます。
ランディーズ&ヒッポキャンプは、子供たちも興味深々。
こんな車椅子があれば、身体の不自由な人でも、海を楽しむことが出来るんだということを、感じてもらえたと思います。
そして、ちょっと地味だけど、意外と盛り上がったのが救命ロープ投げ。
巾着状の特別な袋に入ったロープを袋ごと対象者に投げると、
するするとロープを伸び、そのロープを掴むことで救出してもらうことができるという仕組みです。
海島遊民くらぶのメンバーは、この日のためにカヌーインストラクターの資格を取得。
とんでも無い方向に投げる子供や、「えいっ!」と勢いよく投げるのはいいけど、ロープの端を持っておかないと、引っ張りあげる事ができないんだけど・・・というご愛嬌も。
お昼の時間。
めひび丼飯と、海鮮味噌汁。そして、出汁巻き玉子。
浜で食べる昼食は格別でした。
昼食後はもう一つのアトラクション。
宝探しです。
車椅子の人がトレーを持って、子供たちと一緒に、それぞれ1つだけ、きれいな物を探します。
ほとんどの子供が、浜の石を拾っていましたが、
中にはくらげを持ってくる子供も。
くらげを陸に捨ててしまおうとする子に、「海に返してあげてね」とやさしく促す海島遊民くらぶのお姉さん。
自然を大切にする心も教えてくれました。
最後は全員で記念写真。
みんな良い笑顔です。
でも、我々ばりふりスタッフはくたくた。
日ごろはデスクワークですもの。
それに引き換え、元気なのが、海島遊民くらぶのメンバーと子供たち。
子供たちはイベントの後、またひとしきり海で遊んだ後、父兄の皆さんといっしょに浜掃除をしていました。
恐るべし、子供パワー。
でも、楽しかったなぁ。
今回のイベントは今後の運営についての調査事業でもありました。
今後、ランディーズやクリアカヌーを活用していくにあたり、
拠点となる海水浴場や、安全対策、貸し出しの有料・システム化などを考える足がかりとして参考にしていきます。
特にランディーズについては、
修学旅行生の中で、怪我をしたり身体の不自由な生徒が他の生徒と一緒に海でのプログラムを楽しむための貸し出も行っていく予定です。
ご興味のある方は、NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまでお問い合わせください。
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
TEL0599-21-0550
FAX0599-21-0585
E-mail iseshima@barifuri.com
URL http://www.barifuri.com
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