こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
東北の震災から11日。
今だ多くの避難所では十分な物資が行き届いていないと聞きます。
また、医療現場では停電、断水による影響や、医薬品の不足の中、
懸命な対応が続いています。
3月11日の震災当日、ワタシは松江市で行われていた会議に出席ていました。
その時にいっしょだった福島県、宮城県の参加者が
地元に帰れず東京で避難生活を送っていましたが、
その後福島の女性1名を除き、みなさん無事に地元に到着されたそうです。
福島の女性(ふくしまバリアフリーツアーセンター センター長)は引き続き東京バリアフリーツアーセンターのスタッフの家に滞在しており、
今回は、今年度採択された総務省の地域ICT利活用広域連携事業による
「障がい者(高齢者)の旅を受け入れ地から支援する
全国情報ネットワークシステムの構築」
が十分に生かされた結果となりました。
マスコミによると、被害を受けていない地域でも、
生活用品や保存食、ガソリンなどが手に入りにくくなったりしているそうですが、
ここ鳥羽では、単1乾電池やカセットコンロ用ボンベなど一部の商品を除いては
品薄ではありますが十分な量が店頭に並んでいます。
ガソリンスタンドに列ができることも、トイレットペーパーが品切れになることもありませんでした。
しかし、漁業や観光業としての影響はやはり大きいものがあります。
そんな中、今朝ある男性(チェアウォーカー)がセンターを訪れてくださいました。
横浜からの一人旅。電車を使っていらっしゃったそうです。
センターのことは全くご存知なかったようですが、
朝7時に外宮に到着し、「さあ参拝しよう!」と思った矢先に雨が降ってきたので
今日の神宮参拝は断念して、
「さあ、今日1日どうしよう?」ということで鳥羽にいらっしゃったとのこと。
その方の偉いのが
「この災害で、燃料不足が続いているので、
いつもは車で旅行するところ、今回は電車で来た」とのこと。
また今回の旅行の目的は外宮、内宮に参拝することだそうで、
「特に信心深いわけでも無いが、心に思うところがあって来た。こういう時期なので、友人とワイワイ参拝というより、一人で参拝したかった」とのこと。
なんだか、ジーンときましたねぇ。
車椅子で、それも一人で公共の交通機関を利用して旅行するのは大変です。
また、観光地伊勢志摩としても、こういう時期に来てくださるお客様は本当に有りがたいです。
せっかく鳥羽までいらっしゃったので、
鳥羽水族館やミキモト真珠島など、鳥羽での観光スポットや、
CANばすを使って興玉神社参拝、
そして明日に参拝される外宮、内宮への交通手段やバリアフリー情報についてお伝えしました。
神宮参拝については2つほど注意事項。
参拝専用の車椅子(タイヤが太い電動車椅子)は介助式のため、一人では使用できません。
また、神宮では車椅子の方一人では参拝できません。
これについては、何故と思われる方も多いと思いますが、
神宮さんの規則なので、こちらとしては何とも申せませんし、
せめて出来るのは、その情報を発信するぐらいなのです。
そこでこっそりウラ技として「衛士さんに止められないように、通りがかった人と一緒に入るフリをしてください」
と伝えたところ、その男性は
「橋の手前で誰かと友達になります!」とのこと。
それ、最高のアイデアです
明日はちょっと寒いですが、天気も上々の予報。
神宮参拝を楽しんでくださいね!
いってらっしゃーい
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
東北の震災から11日。
今だ多くの避難所では十分な物資が行き届いていないと聞きます。
また、医療現場では停電、断水による影響や、医薬品の不足の中、
懸命な対応が続いています。
3月11日の震災当日、ワタシは松江市で行われていた会議に出席ていました。
その時にいっしょだった福島県、宮城県の参加者が
地元に帰れず東京で避難生活を送っていましたが、
その後福島の女性1名を除き、みなさん無事に地元に到着されたそうです。
福島の女性(ふくしまバリアフリーツアーセンター センター長)は引き続き東京バリアフリーツアーセンターのスタッフの家に滞在しており、
今回は、今年度採択された総務省の地域ICT利活用広域連携事業による
「障がい者(高齢者)の旅を受け入れ地から支援する
全国情報ネットワークシステムの構築」
が十分に生かされた結果となりました。
マスコミによると、被害を受けていない地域でも、
生活用品や保存食、ガソリンなどが手に入りにくくなったりしているそうですが、
ここ鳥羽では、単1乾電池やカセットコンロ用ボンベなど一部の商品を除いては
品薄ではありますが十分な量が店頭に並んでいます。
ガソリンスタンドに列ができることも、トイレットペーパーが品切れになることもありませんでした。
しかし、漁業や観光業としての影響はやはり大きいものがあります。
そんな中、今朝ある男性(チェアウォーカー)がセンターを訪れてくださいました。
横浜からの一人旅。電車を使っていらっしゃったそうです。
センターのことは全くご存知なかったようですが、
朝7時に外宮に到着し、「さあ参拝しよう!」と思った矢先に雨が降ってきたので
今日の神宮参拝は断念して、
「さあ、今日1日どうしよう?」ということで鳥羽にいらっしゃったとのこと。
その方の偉いのが
「この災害で、燃料不足が続いているので、
いつもは車で旅行するところ、今回は電車で来た」とのこと。
また今回の旅行の目的は外宮、内宮に参拝することだそうで、
「特に信心深いわけでも無いが、心に思うところがあって来た。こういう時期なので、友人とワイワイ参拝というより、一人で参拝したかった」とのこと。
なんだか、ジーンときましたねぇ。
車椅子で、それも一人で公共の交通機関を利用して旅行するのは大変です。
また、観光地伊勢志摩としても、こういう時期に来てくださるお客様は本当に有りがたいです。
せっかく鳥羽までいらっしゃったので、
鳥羽水族館やミキモト真珠島など、鳥羽での観光スポットや、
CANばすを使って興玉神社参拝、
そして明日に参拝される外宮、内宮への交通手段やバリアフリー情報についてお伝えしました。
神宮参拝については2つほど注意事項。
参拝専用の車椅子(タイヤが太い電動車椅子)は介助式のため、一人では使用できません。
また、神宮では車椅子の方一人では参拝できません。
これについては、何故と思われる方も多いと思いますが、
神宮さんの規則なので、こちらとしては何とも申せませんし、
せめて出来るのは、その情報を発信するぐらいなのです。
そこでこっそりウラ技として「衛士さんに止められないように、通りがかった人と一緒に入るフリをしてください」
と伝えたところ、その男性は
「橋の手前で誰かと友達になります!」とのこと。
それ、最高のアイデアです
明日はちょっと寒いですが、天気も上々の予報。
神宮参拝を楽しんでくださいね!
いってらっしゃーい
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