こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
ゴールデンウィーク間近です!
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、コロナ禍で2020年、2021年と中止になっていた駅ボラを、今年再開することになりました!!
前回が2019年8月だったので、2年9か月ぶりということですね。
ホント、久しぶり!
4月1日からボランティア募集開始と共に、
リピーターさん、新人さんらが続々とお申込みいただき、
最終40名ものボランティアが集まりました!
そして昨日4/24(日)には、新人さんを対象とした駅ボラ研修会を開催。
参加者14名です。
ホントはね、リピーターさんの中にも研修会に参加したいという方が6名もいらっしゃったのですが、
コロナ禍で密になるのを避けるために、泣く泣くお断りしたのです。
前回までの会場、「鳥羽ビジターセンター」がマリンターミナルに移転したことを受け、
今回は鳥羽1番街2階会議室で開催。
まずは自己紹介から始まり
続いて恒例の鳥羽駅周辺フィールドワーク
雨の中、みんなで"てくてく”してきました。
毎回1時間以上かけて"てくてく”する理由の1つが、
JR鳥羽駅側の階段。
2階に改札がある近鉄鳥羽駅(海側)と1階に改札があるJR鳥羽駅(山側)とは、線路をまたいで構内で繋がっていますが、残念ながらエレベーターが無く、
この階段を通らないと行き来できないのでございます。
バリアフリー経路を求めると、ココから700m南にある、線路高架下の横断歩道を通らなければならないとう、
鳥羽市民にとっても、観光にとっても、一番のバリアが存在しています。
そこで、もし車いすやベビーカーの方がこの経路を通る場合を想定した、
サポートの仕方をレクチャーしました。
研修なので、人を乗せずに車いすを運びましたが、
実際はこういうことなんですよね。
↓↓↓
↓こちらはべビカーの方へのサポート
毎回駅ボラ期間中、1~2回はこういったサポートを行います。
ただ、危険を伴う介助方法でもあるので、
車いすの方でも歩ける方については、手すりにつかまりながら、自力で階段の上り下りをお願いしています。
その場合は、空の車いすをボランティアが運びます。
鳥羽市の委託事業として駅ボラを開始したのが2008年。
開始当初の問題点の多くは改善されていますので、
残るはこの階段問題ですねぇ。
これはね、駅ボラ報告として叫び続けていきたいと思います。
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ところで、今回の駅ボラはファミリー参加の割合が多いです。
夫婦2組、親子3組。
計算したら、全体の25%をしめました。
GWの貴重な時間に家族で駅ボラだなんて、
仲良しな証拠なのですが、
ご家庭の話題の中に「駅ボラ」が登場するってことですものね!
嬉しいな。
また、小さなお子さんとご参加の親御さんは、
子どもにボランティア経験をさせてあげたいという想いもあるそうな。
駅ボラ=教育 ということ??
実は鳥羽駅ボランティアガイドは2006年に国土交通省の実証実験として実施したのがはじまり。
たまたま当時の担当者とその時以来初めて接点があり、
駅ボラが続いていることをお知らせすると、
「駅ボラが続いている!!すごいです。
国の事業なのでどうしても継続するための費用などがないので、実証をしても無くなってしまうものが多いのが現状です。
コロナ禍の先に、必ずや多くの人が訪れるときが来ますので、駅ボラの活動が実践されていることは、訪れる人にとっては心強いですね。」
というお返事が返ってきました。
そうよねー。
スタッフのワタシもそう思うもの。
駅ボラ期間中、オレンジのユニフォームを着たボランティアを見かけたら、
声を掛けてくださいね!
がんばるぞー。