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こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
今日は三重県発祥の新しいスポーツ『SSピンポン』をご紹介します。
SSピンポンは視覚障がい者向けの競技「サウンドテーブルテニス」の派生競技で、2015年に三重で始められた新スポーツ!
SSピンポンのSSとは、生涯(Syougai)とスポーツ(Sports)の頭文字から命名。
卓球台とネットの隙間(4.2センチ)をくぐらせるように打ち合います。
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オレンジ色のボールの中には金属が入っていて、ラケットはラバーの無い木製です。
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ボールの中に鉄球がはいっていて、ころがすと音が鳴ります。
ラケットはラバーが貼っていないので、
ボールを打つと「カーン」と小気味よい音が響きます。
ボールを打つ時や転がる時に出る音によりボールの位置が分かるため、視覚に障がいがある方でもプレイすることができます。
しかしながら、SSピンポン「誰でも!楽しく!」がモットー。
ボッチャと同様、ユニバーサルなスポーツなんです!
【卓球台について】
卓球台の両側のサイドエンドに枠が貼ってあり、ラリーが続けやすくなっています。
また、何十万円もする高価な専用台を導入しなくても、
一般の卓球台を数万円で改造が可能。
台には擦り傷防止のため、シートで保護するなどの工夫もされています。
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宴会場に設置されたSSピンポン専用台
【ユニークでクールなルール】
- コートやサーブ、レシーブを決めるときは「くちジャンケン」で
- ラケットを持つ手やグリップ部で打っても、打音がすればOK!
- 目の見える方も見えない方もアイマスク不要
その他、ルールも簡素化しているのでラリーが続きやすく、楽しくプレイできるのが特徴です。
鳥羽シーサイドホテルさんではコロナ禍での宴会場の活用として、畳の宴会場を卓球会場として提供していますが、
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは『SSピンポン』の普及を目指すNPO法人 日本SSピンポン協会 代表 村井 正治さんからの依頼を受けマッチング!
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村井代表
鳥羽シーサイドホテルさんのご快諾により、
SSピンポン専用台を1台設置してくださることになり、
そのお披露目もかねての体験会を実施しました。
『SSピンポン体験会』
日時:2022年6月4日(土) 9:00~10:30
場所:鳥羽シーサイドホテル (三重県鳥羽市安楽島町1084番地)
岬亭6階「汐路」にて
参加者:日本SSピンポン協会 村井代表をはじめ、愛好家のみなさん
鳥羽市 中村欣一郎市長
㈱アスリードプラス 五っぽ(いっぽ)のメンバーさん
地元サッカークラブメンバーの小学生
中村市長は、家業である鉄工所に卓球台があり、
幼いころから卓球に親しんでいらっしゃったとのこと。
市長を交えて、さっそくプレー開始!
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年齢が高い方も、障がいがある方も、小学生も、
すぐにルールを理解して、楽しくプレイ。
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強いボールを返しても、相手が反応できないまま、
ボールが枠から飛び出してしまえば相手の得点になってしまうので、
ラリーを続けながら、相手の返球ミスを誘うのがコツ!
SSピンポン協会のメンバーが審判を務めながらルールの説明をしてくれたので、
さらに理解が深まりました。
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SSピンポンは、実は2021年10月に日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」でも紹介されたそうで、
以降、全国各地から協会に問合せが来ているそうです。
今回鳥羽シーサイドホテルさんに専用台が設置されたことで、
いつでも、だれでも体験できる環境が整ったというのがスゴイことですよねー。
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鳥羽シーサイドホテルの藪本社長もプレイを体験!
料金は1時間800円。
1台につきの料金なので、何人でプレイしても同料金と超リーズナブルな価格設定。
床が畳敷きなので、足にも負担がかからないし、
ボールも転がりにくいので、拾いやすいという利点も!
宿泊者でなくても、日帰り利用が可能です。
本当に小さなお子さんから車いすの方でも楽しめそう!
ファミリーで気軽に楽しめるっていうのが、本当にすばらしいなーと思います。
「温泉卓球」という言葉があるように、
旅館で浴衣姿で卓球を楽しむのは定番なんですが、
それにユニバーサルな要素が加わりました。
鳥羽シーサイドホテルさんには、車いすトイレやバリアフリールームもあります。
みなさんも、鳥羽シーサイドホテルさんでSSピンポンを楽しんでください!
日本SSピンポン協会 公式サイトはコチラ↓