ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

駅ボラ活動報告

2022-05-06 10:07:04 | 旅行
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
鳥羽のまちでは久しぶりに観光客で賑わい、
活気あふれる1週間となりました!

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、
2020年、2021年と中止していた鳥羽駅ボランティアガイドを再開。
前回は2019年8月だったので、ナント2年8か月ぶりの駅ボラです!


開催日:2022年5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)の3日間

活動してくれたボランティアは全部で41名。
内、12名が新人さん。

例年は新聞にボランティア募集記事を載せていただいてましたが、
今回は広報とばとリピーターさんにメールで告知をしたのみの募集。
しかし、結果的には多くのボランティアさんが応募してくださいました。

以前は2階近鉄鳥羽駅改札前と1階旅館送迎バス待合所前に駅ボラブースを設置して活動していましたが、
今回はコロナ対策として密を避けるために、
屋外の1階をメインとし、2階は最小限の人数を配置。
込み入った案内はなるべく1階のブースで対応するように誘導しながら活動しました。

1階駅ボラブースのようす↓
2階駅ボラ案内↓


以前までのように大きな声での呼びかけができないので、
事前に作成した駅ボラのプラカードを掲げ、
目礼や小さな声で挨拶をしながら、観光客にアピール。

駅ボラベテランママと共に初参加のNさん姉妹↓


今回の特徴は新人の参加が多く、
久しぶりの開催に関わらず、駅ボラへの関心が高いことがわかり、
嬉しい結果でした。

また、親子3組、夫婦2組とファミリーでの参加が多かったことも特徴。
以前一人で参加していた女性2名がお子さんと共に参加するなど、2世代に渡って活動に参加していただく姿に、駅ボラの継続の意義を感ましたよ~。

取材を受ける初参加のMさん父息子↓


また、JR鳥羽駅側にもボランティアを配置し、案内を行いました。

炎天下の中案内をするTさん、Aさん↓


5/3午前中は中村欣一郎市長が2019年5月に引き続き参加!
駅ボラを盛り上げていただきました。

すっすいみません😰 市長の写真はこの朝礼のみでしたっ 。


ボランティアによる3日間の案内件数は全部で789件。
過去7年間の平均が1,448件なので、その半分ほどですが、
それでも充実した案内ができたと思っています。

ベビーカー貸出のようす。後ろ姿は初参加のNさん↓


9年ぶりの駅ボラで活躍のKさん ↓

いつも複数日活動してくれるUさん(中央) ↓  ありがとねー

Hさんとも足かけ8年のお付き合いになるのですね↓

Ⅰさん母娘娘さんには、時刻表訂正版をパンフレットに織り込んでいただきました。↓

HさんはさんはベテランYさんに誘われて初参加↓

手話通訳をこなすAさん↓

鉄道好きのMさん(中央)↓
ずーっと駅にいられる駅ボラに魅力を感じているそうで(笑)

ご夫婦で参加のTさん(中央、奥様)。 なんか羨ましいなぁ↓  

日頃から観光情報収集を行うYさん
ジュゴンのぬいぐるみを抱えて活動する姿がシュール↓

皆さん、それぞれが持てる力を生かして、活躍していただきました。

駅ボラならではのエピソードとしては、
5/5の夕方、家族で鳥羽を訪れたお父様から
「息子が迷子になった! 黄色の長袖Tシャツを着た小学校6年生の息子を見かけませんでしたか」
と駅ボラスタッフに相談。

聞くと、鳥羽水族館からの帰り道、
鉄道好きの息子さんは、両親、妹・弟より先に鳥羽駅に向かったのですが、
両親らが近鉄鳥羽駅に到着しても、息子さんは見当たらず。
その間、わずか5分。

現状を聞き入れたボランティアは、近鉄さんと鳥羽1番街さんに館内アナウンスを依頼。

次の手立てを・・・考えていたところ、
JR側にいた女性ボランティアから
「見つかりました!」と電話あり。

とはいえ、状況がわからぬまま駅で待機していると、
もう一人のボランティアが
「Yさん(ボランティアさん)、ものすごい勢いで走ってきましたよー」と。

しばらくするとYさんが迷子の息子さんを連れて戻ってきて、
そこでご家族と再会を果たしたという訳でした。

あとからYさんに聞くと、
「JRの階段上から見まわしていたところ、派出所あたりで黄色い長そでTシャツを着た男児を発見! たぶんあの子だと思って走っていって声を掛けてんです」
とのこと。

JR側から派出所までは、線路を越えた向こう側。
距離にして500mぐらい離れています。
そこを見逃すまいと全速力で走って行ったとは・・・
でも大丈夫。実はYさんは地元のマラソン大会で、年代別トップの成績を残したアスリートさんでした(笑)

Yさんだからこそ成しえた技だったんですね!
これは奇跡か❕❓❕❓

発見された息子さんは、自分の置かれた状況を理解できないでいるご様子でしたが、
大げさにすると気の毒な気がして、
軽く挨拶をしてすぐその場を立ち去りました。
これも駅ボラのおもてなし。

めでたしめでたしのエピソードでした。

ボランティアのみなさん、本当にお疲れ様でした。
お盆も駅ボラする予定なので、また参加してくださいね!

おまけの写真は
ご夫婦で参加のTさんご主人

けいやく社員のかぴぱらくんに襲われるの巻。





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