ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

鳥羽水族館 大学生バリアフリー研修

2012-09-07 11:18:49 | バリアフリー情報
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

まだまだ日中は日差しも厳しいですが、
朝夕はとても涼しくなってきましたね!
夜、屋外では、秋の虫の大合唱! 
散歩に出かけると、サラウンドで楽しめますよ~。

さて、9月5日に、鳥羽水族館に、視察の同行で行ってきました!

視察とは、神戸のポートアイランドの中にある、
神戸夙川(しゅくがわ)学院大学のゼミ「バリアフリーツーリズム総合研究」のみなさん。
講師は、以前からの知り合いで、バリアフリーツアーセンターの正会員でもある中子さん。

今年からは、日本バリアフリー観光推進機構の事務局長にも就任していただきました。
(色々と縁の深い方なんです。はい。)

朝、10時に鳥羽水族館に集合。

鳥羽水族館のバリアフリー情報について、簡単にレクチャーした後、
それを踏まえて学生さんらは自由行動。

その後、アシカショーのスタンドを借りて、
(ショーの合間を縫って)
学生にレクチャー。


特別ゲストとして、センターの専門員でもある、
チェアウォーカーの玉ちゃんに登場してもらいました。

玉ちゃんは、とってもアクティブな女性。
趣味は、ダイビングで、
伊豆や沖縄の海にも潜りにいっちゃうような行動派でもあります。

しかし、昔からそうだった訳ではなく、
20代前半の頃は「障害者の私が、遊んでもいいの?」っていうほど、奥手の箱入り娘さんだったそう。

そんな彼女が変わるきっかけになったのが、
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
アクティブなチェアウォーカー仲間を見て、
遊び、仕事、車いすでの生活(杖歩行より断然便利やん!)を知り、
そしてダイビングとの運命の出会いが訪れます。

~そんな話を、学生の前でしてくれました。

学生たちも真剣な面持ちでうなずいていました。
やっぱり、当事者の言葉が一番心に響くようです。

「車いすに乗っていて、周りの視線を感じる事はありますか?」との質問には、
「以前は、見られるのがイヤだったけど、最近は周りに車いすの人も多くなってきたし、
SOSを出せば、みんな、手伝ってもらえるようになったので、視線が痛くなくなった」


更に、
「注目されるのも、まんざらではないし、今では逆に 見て見て!って感じとのこと。

さすがにその意見、学生には新鮮に感じたようですね!
ナイス回答をありがとね~。玉ちゃん!

学生さんらは、昼頃解散・自由行動になったのですが、
結局、私たちも、学生さんも、4時過ぎまで鳥羽水族館で遊んでいました。
(食事や買い物などもして、お金も落としてきました。。 笑)

あっ。そんなに長い時間遊んだのは、
その日が鳥羽一番街が定休日のため、
センターも臨時休業だったからですよ。(言い訳もしてみる)



そんな訳で、良い休日を過ごしました。


帰りに昨年の12月に出来た、スロープを上る
中子さん、事務局長、そして玉ちゃん

便利になりました。

鳥羽水族館さん、研修会場にご提供いただきまして、
そして、長居させていただき、
ありがとうございました。


おまけの写真は、館内の男子トイレ入口。

段差があるのですが、その注意喚起の表示と、
左右の手すりがスバラシイ!















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