ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

第9回 とばみなとまちづくり市民協議会

2011-01-21 10:30:57 | バリアフリー情報
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

昨晩行なわれました
第9回とばみなとまちづくり市民協議会
「城山公園トイレについて考えよう⑤」

についてレポートいたします。

昨日のブログの通り、城山公園に新しく建設するトイレについて協議してまいりましたが、
設計士の方も決まり、いよいよ大詰めです。

設計士は、多気郡明和町のshu建築設計事務所の中西さん。


平面図を見ながら説明を受けた後、
メンバーがそれぞれ意見を付箋に書き出していき、みんなの意見をまとめていきます。


すごい付箋の数ですね!
また、昨日までにほとんどのメンバーの方が現場を下見していました。
皆さんの熱意を感じます。


しかし、ここに来て難問が。。
建設課の提案した場所だと、桜の木を何本か伐採しなくてはいけません。

そこで、
・植え替えは可能なの??
・桜の木になるべく影響の無い場所にしては?

という意見が多数あがりました。

また、ここだと、
・鳥羽城の石垣があったところでは?
・鳥羽の町並みが見える山側の景観がそこなわれるのでは?

という意見も出て、結局場所については、明日の土曜日の午後2時に現場に集合して、
再度確認をしながら決定することになりました。

また、トイレの機能についても、車椅子が十分に回転できる広さにしないまでも、
車椅子を横付けできたり、介助者がいっしぃに入ることのできる大きさにするということで
決まりそうです!

それから、トイレの前に広めの軒とベンチを設置して、
家族連れでも荷物を置いたり、ちょっと待っていてもらったりできるスペースを確保するということで
意見が一致しました。

中西さんが書いてくださったイメージ画です。


町並みの景観や、馴染みの桜の木を残すなど、
やっぱり地元住民ならではの意見ですね。

いっぱい、いっぱい意見が出たので、どうなることやら??と思いましたが、
最後は岩佐座長が上手にまとめてくださったお陰で、
なんとか次のステップに移れるまでに意見を集約することができました。

みんなの意見をすべて取り上げることはできなくても、
経過を追いながら確認し合うことこそ、大切です。

時として、「やはり そこは ああするべきではなかったのか?」という意見がでた時でも、
議論を重ねた経過をたどれば、納得することができます。

また、毎回自由に意見を言い合い、
軌道修正を求められても
それを素直に受け入れることのできるメンバーの質の高さも、誇るべきところだと思います!!

さて、明日は現地で確認!
土曜の昼下がり、散歩がてらに参加するとしましょうか。。



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