いしくわ日和

オオクワガタの飼育日記

血の配分:能勢YG847系

2021-09-23 11:46:00 | オオクワガタ

あたまの中が

オオクワガタでいっぱいの

いしくわ日和です。

 

で、

能勢YGについてネットで調べてみると

80系、847系(866系、871系)といった

血統表記にたどり着きました。

 

某オークションでも

847系〇〇%といった説明があります。

 

このパーセント表示を

私が入手したペア個体の

血統表に記載してみました。

847系と表記されている個体を100%、

 

80系と記載されている個体と

能勢YG血統とだけ

記載されている個体を0%として

計算してみました。

 

うちに来た個体は

♂の82.2mmは43.75%、

♀の53.3mmは56.25%が

847系の血を引き継いでいることが

わかりました。

 

このペアから

生まれてくるであろう仔たちは

血の50%が847系となります。

 

血の割合を考えながら

作出されているんだろうなぁと

ちょっと鳥肌が立ちました。

 

ブリードされている方々は

血の配合についても相当考えて

ペアリングされているですね。

 

それはそうと、

能勢YG血統の作出者さまが

2009年10月に

書かれた記事を読むと

もともとは飼育されていた

能勢産の個体が80UPして以降、

能勢80系統と名付けられたそうです。

 

能勢847血統は、

その80系統から出た84.7mmの個体と

それらのインラインの子孫に対して

名付けられたものだそうです。

 

その後、847血統から

86.6mmや87.1mmが

出現したことから、

血統表記が複雑になることを懸念して

 

すべての個体は

能勢80系統から派生したことから

あらためて一括して

「能勢YG血統」

と名付けられたそうです。

 

 

作出者さまから

派生した個体であると証明できることが

重要なんだろうなぁと感じた

ネットサーフィンでした。

 

血の継承の歴史

(どのように受け継がれたか)

に価値があるのでしょうねぇ。



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