脊髄小脳変性症

日々の暮らし・進行具合

また・・・

2019-12-07 12:00:15 | 脊髄小脳変性症で過ごす今・・・
死んだ男の残したものは 本田路津子



病気を発症し
それが認知されて、十六度目の冬です。
遺伝性なので、進行は遅いです。 また、生き延びてしまいました。

べつに、長生きしたいとは思ってませんが、かといって、自殺する気にもなれず・・・
ボーっと生きてます。 だれかさんに叱られそうです。

もうすぐ新年、お正月を迎えますが、『正月』も『盆』も、いまでは私とは無縁の事です。
TVのCMをみていても、私とは無縁です。


旅をするのが好きで
若い頃は、あちこちに行きました。










ときには見知らぬ人との交流もありました。




この病気を発症して、それも、できなくなりました。
仕事もできなくなり無収入となったので、家族とも別れました。
カネの切れ目が縁の切れ目・・・と申しましょうか




数少ない楽しみの一つ
私が好きだった『加川良』さんも3年前に他界し、彼のライブ・コンサートも
観れなくなりました。




時間は腐るほど有りますが、いろいろと・・・身体的な制限などで
思うようなところへは、行けません。


正月が来ても、またひとつ歳をかさねるだけです。