荒木一郎 空に星があるように
カメラを手にして、もう十年ぐらいになる。
病気を発症し、運動ができなくなって、せめて散歩でもとおもい・・・そのついでに
写真を撮りはじめた。
それまでは、どこかに行った記念に撮るぐらいで、カメラのことなど何も知らなかった。
(いまでこそ少しは解るようになったが・・・)
ある日友人が撮った夕陽の写真を見せてくれて、いいなぁ♪と思い夕陽をとるようになった。
2~3年過ぎた頃、子どものころ観た星空を思い出した。綺麗だなぁ・・とおもったことを覚えてる。
しかし、星空などどうやって撮ったらいいのか・・わからない。
で・・・ある人にカメラのマニュアル操作を教わった。 ホワイトバランス、絞り、ISO
はじめてのことなので、途惑った。
その人が言うには『とにかく常識にとらわれず自分で試す』
その後・・・シャッタースピードなども変えて近所の公園などで試すが、どうもうまく撮れない。
聞くところによると、第一に街の夜空は、街の灯りが明るすぎて星空撮影には向いてないらしい。他にもいろいろと条件があるという。
街の灯りが届かない山奥だといいらしいが、車椅子では行けない。