不思議の縁持ちまして、花の都大東京にて旅客自動車のワッパを握ることとなりまして早や1ヶ月。
まだ、乗務員証とか出来上がってないのではありますが。
地理試験と二種免許を取らさせていただいてはおりますよ。
出陣間近となりますと、期待と緊張と不安が綯交ぜになって、ややもすると暗黒思想スパイラルに陥るのが、いままでの私でございましたが、いまの私にはあれがあります。
「アメノミナカヌシさま、おたすけいただきましてありがとうございます。」
この文言をただひたすらに呟いているうちに、何やらウキウキとしてくるからまことにもって不思議でございますねえ。
さてさて。
タクシーの世界も技術革新、世の中はクレジット払いの波に席捲されておりますです。
ならばと私は想像するのであります。
お客様の座席の前に設えられてありますところのタッチパネルというのか液晶画面というのかよくわかりませぬが(笑)
当節最早珍しくなくなりつつある異国からの観光のお客様のタクシー御利用
中学から大学まで、外国語を学んだものの、平均して赤点だらけであった私の前に、異国の人とはっきりわかる風貌のお客様に手を上げられて、行き先をペラペーラとお話しされて、果たしてやっていけるかワタクシ?などとまたしても暗黒思想に飲み込まれんとするところ、
自動翻訳機なる言葉が何処からともなく湧いて来たにはびっくりだ
近いうちに配備されるのではないか?
いやこれまさに天の啓示
するとまたしても別の言葉が
お客様が行き先をパネルに打ち込むと、地図と到達時間と料金が表示され、お客様がお好みに合わせて確定させると、その情報が運転手側のパネルに表示されて、見知らぬ土地でもワッパを握ってレッツラゴー!
さてこれはどうかな?
もっと新しく、もっと簡単になってるかな?
そのうち そのうち
かな?
皆様には、感謝しています。