ミケマル的 本の虫な日々

パリオリンピックで総合馬術団体がメダル取りました!


 夕方に山口に帰り着いて、やっぱり家は落ち着くな〜と思います。
こちらも暑いけど、夜になると東京よりは気温が下がるのがちょっと違うかな。

 さて、オリンピックは体操や柔道やフェンシングやスケボーや色々と日本の活躍が毎日ありますが、私が注目していたベルサイユでの乗馬競技で凄いことが起きました!
なんと、日本が総合馬術団体で銅メダル取るという快挙!
総合馬術とは長方形の馬場の中で、馬のステップの正確さや動きの美しさなどを競う「馬場馬術」。
丸太や池などのさまざまな障害物が設置されたコースで競う「クロスカントリー」。
コースに設置された障害物を決められた順番どおりに跳び越える「障害馬術」。
この3種目の総合力を競うものだそう。
 地上波での中継はなかったけれど、グリーンチャンネルという競馬会のチャンネルで無料で見られたそうな。
私は英語の中継が偶然ネットに出てきて最後の障害馬術を見ましたが、人馬共に素晴らしい跳躍でした。
そして、ベルサイユの庭園が見渡せる前庭に会場が設置されていて、思っていた通りの素晴らしい景観。
数年前にベルサイユでここ行ったな〜なんて思いながら見るのも感慨深くて。

 それにしても、馬術のメダルは1932年のロスアンジェルスオリンピック以来2回目。
そのロスの金メダルは西竹一さんが取ったもの。
彼が男爵だったことからバロン西と呼ばれて海外からも尊敬されていましたが、軍人であった彼は太平洋戦争中に硫黄島で戦死されました。
バロン西の逸話は太平洋戦争と硫黄島玉砕とともに印象的で有名なお話として残されていましたが、90年以上たってこの快挙と同時に再度思い出されるのもまた良かったなとも思います。

 兎にも角にも、4頭の馬と四人の選手によるこの銅メダルは本当に素晴らしいことだと思います。
そして、この競技を見ていて思ったことがもう一つ。
騎乗している選手が文字通り老若男女混じっているのです。
馬術は体力ももちろんいるでしょうが、馬を操る技術、馬と心を一つにする事が大切だから、他の競技よりも経験が重要になるので、比較的選手の年齢が高いとは言われていましたが、他の国の選手は男性も女性もいました。
全く同じ条件で男女が区別なく参加している競技なんだとういうことが分かって、すごい競技だなと思いました。

 日本の四人の選手はずっとイギリスに滞在して鍛錬を積んでいるそうです。
それも大変なことだなと思います。
しかし、日本から馬を運ぶのは大変だったろうなと思っていましたが、イギリスからの移動だったらあまりリスクがなかったのも良かったのかもしれません。

 実はゴルフを始める時に乗馬にしようかゴルフにしようか一瞬迷った時期がありました。
両方はお金がかかりすぎると思って1つにしようと思った。
結局ゴルフにしたので、家人とも同じ趣味ができて良かったのですが、乗馬もやっぱり良かったな〜なんて思ったのでした。

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